約 2,494,805 件
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3353.html
コメント 「ドラなの」 ・映画は旧キャストしか見てないけど、1話見た限りでは面白そう。このまま最後まで読んでみたい。 ・しずちゃんは先生がいないのを知った上で、車椅子のはやてに任せて帰宅したの? -- 名無しさん (2010-11-12 04 45 31) ボイスは旧キャストで! ボイスは旧キャストで! -- あたたたたたたた (2010-11-12 06 50 22) やべぇ、こういうのずっと待ってた -- ツカジ (2010-11-12 12 42 31) ドラえもんとリリカルなのはのクロスは大好物だ 続きを待つぜ -- 名無しさん (2010-11-12 22 59 34) 違和感のない感じで面白そうです 期待します -- みかがし (2010-11-13 11 29 28) こういうのは大好物です! 文章も上手いですしもっと読んでみたいです!! -- 空に生きる人 (2010-11-13 12 21 13) ドラえもん物は少ないので非常にうれしい 最後まで読みたいです! -- 名無しさん (2010-11-14 02 10 53) ぬるぬる動く新ドラで旧キャストの声でお願いします!! -- 名無しさん (2010-11-14 22 10 16) 「ドラなの」作者のシレンヤです。 皆さんのおかげで続編を書く決心ができました。ありがとうございます。 そしてこれからもよろしくお願いします。 さて、1番最初にコメントしていただいた名無しさんへ。 しずかちゃんについてですが、「まさか1人でやるとは思ってなかった」ってことでお願いします。 それと皆さんの言われるキャストですが、自分はもう新旧どちらも好きで慣れてしまっているのでそれぞれの癖が出るかもです。 でも新キャストも慣れれば純粋に楽しめます。騙されたとでも思って、ぜひ「新・魔界大冒険」を見てみてください! -- シレンヤ (2010-12-08 21 07 16) 読んでてとてもわくわくしてきます! 続きを期待しています!! -- UGA (2010-12-15 21 05 36) ようやくきましたか! 楽しみにしているので、頑張ってください -- みかがし (2010-12-19 03 07 28) いつの間に更新されてたんだ・・・ 続きが気になる! -- 名無しさん (2011-01-08 23 15 40) 最高に面白いです!! しかし、ドラエモンはどういう扱いなんでしょうか? -- UMA (2011-01-11 21 59 22) UGAさんにみかがしさん、1月8日の名無しさん、そしてUMAさん。こんな作品でも面白いとか言っていただけてうれしいです! 本当にありがとうございます!毎度ですがこれからもよろしくお願いします! さて、UMAさんの「ドラエモンはどういう扱いなのか?」ということですが、原作ドラえもんと同じです。 「確かに器用なことをするけど~」と一般人にとってはそれだけの存在です。 ちなみに管理局からみると完全にノーマークで、はやてやなのは達にとっても友達という修飾詞が付くだけで一般人と認識は変わらないというつもりです。 -- シレンヤ (2011-01-20 19 47 49) タケコプターって充電式だけど、そこまで変えちゃうの? って言うかタイムふろしきで、はやて直るだろ。 -- LCS (2011-01-21 21 19 42) ジャイアンの歌は、大規模な音響装置を使うだけで 大量破壊兵器になるといわれているのに、よくぞ耐えたなw -- ライビッシュ (2011-01-22 17 32 38) 聴くだけで脳がムズムズすると言わしめたり、歌を流したTVが壊れたり、運悪く聴いた先生は倒れるくらいなのに、直るのか? -- 名無しさん (2011-01-22 19 41 14) まずLCSさんにライビシュさん、そして名無しさん読んでくださってありがとうございます。 さて、LCSさんの言われたタケコプターについては諸説あり充電(バッテリー)式と電池式があるそうです。内これはおっしゃる通りの充電式です。 と言っても連結核(連結と核で英訳すると何かわかる・・・・・・かも)を通したMEPの変換エネルギー体を充填するバッテリーです。 タイムふろしきについては盲点の指摘に感謝するところ大であります!早くて助かりました。さっそく対応させていただきます! ライビッシュさんと1月22日の名無しさんのジャイアンの歌についてですが、耐えたのは対閃光手榴弾設定の賜物ってことですね。 また、これは治ったんだから仕方ないということで手を打ってください。おねがいします。 それではこれからもドラなのをよろしくお願いします! -- シレンヤ (2011-02-07 18 16 51) タケコプターが充電式じゃないのは残念だがこの世界って魔界大冒険みたいに世界観が微妙に変わってるから納得できる設定かも やっぱし、のび太から見ても平成2桁アニメのキャラには違和感あるか 「チンカラ・ホイ!」をのび太が使うのを待ってる、この世界だとstsの頃には射撃では無敵ですよねのび太は、魔力低そうだけど -- はらっら゙ (2011-03-07 02 46 18) はらっら゙さんコメントありがとうございます。 でも残念ながら「チンカラホイ」は第2章の冒頭で口走っていますが、効果ありませんでした・・・・・・ ドラえもんに何か道具出さしてチンカラホイを起動キーとする魔法を作った方がいいのかな・・・・・・・考えときます。 これからもドラなのをよろしくお願いします。 -- シレンヤ (2011-05-08 02 08 51) 私はいつも楽しみにしてます!頑張ってください! -- 通りすがりの名無し (2011-09-06 23 14 37) 魔法勢力との接触も始まって期待は大です。 今後も楽しみに待ってます。 -- 倭讃 (2011-09-07 06 04 04) 駆け足で読ませて頂きました。 次回も期待しております。 -- 名無しさん (2011-09-09 20 45 00) おもしろかったです 次回もおねがいします -- 117 (2011-09-10 03 42 45) おもしろいです。 続き楽しみにしてますよ。 -- 漸 (2011-09-10 11 10 55) 初めて読ませてもらいました。カッコ良すぎないのび太や他のキャラもバッチリですね、大変でしょうが頑張ってください。 -- キッチエ (2011-09-15 11 19 59) 続けてくれないと泣くぞ? 公衆の面前で大泣きするぞ? -- 中島 (2011-09-15 18 31 16) ドラえもん勢のキャラが、かっこいいです 続き待ってます -- sd (2011-09-16 01 52 09) コメントはここでいいのかな?感想申し上げます。 ドラなの面白いっすよ? 普通に楽しみにしていましたが感想の投稿方法分からなくて・・・すいません。頑張ってください。 -- もろもろ (2011-09-07 16 30 23) ドラえもんとなのはクロスssがあまりないのでがんばって続きを書いてほしい。 -- 名無しさん (2011-09-14 01 14 33) こんにちは。新年をニコニコのアニメ一挙放送でことごとく消費しているダメ人間、シレンヤです。 さて、まずはお礼から。通りすがりの名無しさん、倭讃さん、9月9日の名無しさん、117さん、斬さん、キッチェさん、中島さん、sdさん、もろもろさん、そして9月14日の名無しさん、本当にありがとうございます!あなた方のおかげでなんとか書き続ける気持ちを持ち続けられています! これからも頑張っていきたい所存なので、「読んだよ~」だけでもコメントいただければ幸いです。 ではまた次回で。 -- シレンヤ (2012-01-07 21 00 43) 毎回、楽しみにしています。続きをがんばって書いてください。 -- 豊香 (2012-01-13 23 10 05) 本当に本当に待っておりました。待ちますので続けてください。いやホントに。 -- 名無しさん (2012-01-21 20 28 41) のび太の真価は奇抜な発想と人知を遥かに超越した射撃能力にある…リリカル勢がのび太の射撃を見たら、なんていうのかなぁ… -- はくろ (2012-01-27 14 00 51) こんにちはです~ 豊香さん、1月21日の名無しさん、はくろさん、コメントありがとうございます。 楽しみに待ってま~すというコメントだけでも嬉しいことこの上ない!これからも頑張るのでよろしくおねがいします! はくろさんの言うとおり、のび太の射撃能力はほんとすごいですよね。映画版だと確かプロの殺し屋ともタイマン張れていましたし。 きっとこの作品の中でも活躍する機会があると思うので、のび太の応援よろしくお願いします~ -- シレンヤ (2012-03-09 16 32 08) いったれのび太!ゴルゴを越える射撃能力(公式設定)を管理局に見せつけてやれぃ!! -- はくろ (2012-03-12 19 25 05) すごくいいです!のび太達が生き生きしてなのは達としゃべってるのが面白い。 そしてはやてが起こした奇跡の歌声! 魔法も、奇跡もあるんだよ、ってことですね! -- kensin (2012-09-11 23 37 55) はくろさん、kensinさんコメントに感謝です! はくろさんは2回目になるのかな、ありがとうございます! どうしてものび太の射撃性能の見たいご様子・・・次回ぐらいからは戦闘にも入るはずなんで、のび太に期待してあげてください! kensinさんは久しぶりにコメント頂いたおかげで、忙しい中でも書くモチベーションを持つことができました。ありがとうです~ 次回も出来るだけ頑張りたいので、よろしくおねがいします! -- シレンヤ (2012-09-20 01 00 29) 遂に次回は戦闘か!!駄目人間なのび太しか知らないリリなのメンバーが、大長編モードのび太を見たときの反応が楽しみで仕方ない!! -- 名無しさん (2012-10-11 16 04 27) ふと思ったんですが、これってのび太×はやてですか? -- 名無しさん (2012-10-23 21 58 29) 名前 コメント 過去コメント 「マクロスなのは」 テスト、テスト -- シレンヤ (2009-09-06 19 29 08) 続きを楽しみにしています。 このコメントが、作者様のモチベーションになることを願いつつ……。 -- イース (2009-09-20 21 27 26) 今後の展開楽しみにしています。時空管理局やスカ一味がOTMをどう吸収し自分達の物にするか興味があります。 -- シャイアン (2009-09-21 02 46 42) この案を受けるか否かはお任せしますが、 バジュラかそれ以外の敵機の要素を組み入れたガジェットってのはいかがでしょうか? -- スレイヤー (2009-09-21 17 25 22) 皆さんのコメントに感謝します!すごくうれしいです! さて、「それ以外の敵機の要素を組み入れたガジェット」ですか・・・ マクロスに登場する敵には巨人とかスピリチア吸収とかよくわからないものが多いですからね・・・ なんとかできないか検討してみます。 提案に感謝します。これからもマクロスなのはをお願いします。 -- シレンヤ (2009-09-21 20 09 38) 個人的には「ヴィータ対クラン小」「VF?27に搭乗する数の子の編隊」「マクロス世界の考察をする管理局又はスカ博士(逆もしかり)」の場面が見たいです。 -- シャイアン (2009-09-23 21 39 56) コメントありがとうございますシャイアンさん。 ところで「VF?27に搭乗する数の子の編隊」の〝数の子〟とはどういう意味でしょうか? -- シレンヤ (2009-09-26 14 38 17) 説明不足でした。ナンバーズの面々の事です。 -- シャイアン (2009-09-26 20 07 23) ああ、なるほどです。 採用するかどうかは保障できませんが、現在のプロットと突合せたり検討の上決定を行いますので、気長に待ってくださいね。 -- シレンヤ (2009-09-26 21 58 20) ブレラVSナンバーズのサイボーグと戦闘機人の戦いが見てみたいです -- 名無しさん (2009-09-27 20 58 49) 遅くなりました。 サイボーグ対決ですか。なんか燃えそうでおもしろそうですね。 考えときます。 -- シレンヤ (2009-10-03 22 15 14) 青い戦乙女と見たとき、 何故かミシェルの機体を思い浮かべてしまった。 -- 名無しさん (2009-10-05 10 51 06) まさかミシェルが出てくるとは…!恒例のアノやり取りで6課メンバーにイジられるアルトを見るのが楽しみです。 -- 名無しさん (2009-10-08 22 30 29) いやはや、さすがに〝青い戦乙女〟はやりすぎました(笑) ちょっとわかりやす過ぎましたね。すいません名無しさん。ネタバレになるので返事できませんでした。 さて、どうなるかわかりませんが、これからもよろしくおねがいします。 -- シレンヤ (2009-10-09 00 38 10) まさかMIAになっていた『彼』がミッドにいるなんて。 ぜひ、クランと再会してほしいです。 そしてランカはアイドル兼魔法少女になってしまうのかが気になります -- よく見ています (2009-10-09 15 11 56) ご贔屓いたたき感謝します! 僕もクランさんとは〝できれば〟再会してほしいと考えています。 ミシェルが無事彼女と再会できるよう、応援してあげてください。 ランカちゃんのほうも頑張れるよう、応援してあげてくださいね。 -- シレンヤ (2009-10-09 19 54 38) まさか「彼」がミッドに流れ着いていたとは…、青いスナイパーライフル付きのVF?0…中身がVF?25相当なのは想像が付く。ワクテカしますな、これからも楽しみにしています。追記、寝ている間にメイクされるアルトがもう一度見たいです。 -- シャイアン (2009-10-10 13 31 13) 〝メイク〟・・・そういえばそんなこともありましたね(笑)。 なんとか頑張ってみます。 -- シレンヤ (2009-10-10 21 25 32) アルトのフラグが増えすぎててシェリルが心配だわwww -- エルガーゾルン (2009-10-12 14 37 24) そういえばシェリルは出るのか? -- 名無しさん (2009-10-12 17 27 06) 明言はしませんが、もうすぐマクロスパートの予定ですので気長にお待ちください。 -- シレンヤ (2009-10-12 18 25 24) ミシェル相変わらずですねぇ~・・・。まあ、だからこそ安心しましたけど。 なぜだかふと、ヴィヴィオがミシェルの入れ知恵で、アルトの事を「ママ」と呼びそうな気がしたりしました・・・(汗) -- 名無しさん (2009-10-13 09 21 00) なるほどミシェルの入れ知恵ですか。まったく思いつきませんでした! なんか面白そうですね! -- シレンヤ (2009-10-13 23 15 35) ミッドの世界にバルキリーが……。六課のメンバーも それぞれのカラーの機体に乗ってほしいです。 ところで、バルキリー以外の機体(特にデストロイド) は登場するのですか? -- よく見ています (2009-10-14 22 33 44) こちらもその検討は行っていたのですが、たぶんデストロイドは兵器としての運用は現実問題ないと思います。 なぜならそんなでかい図体してなくても魔導士はその身一つで強力な砲撃は撃てますし、ゼントラーディのような巨人もいないので鎮圧目的でも必要ありません。 となればミッドでの採用は民生用の重機としての運用が精一杯だと考えています。 しかし決定事項ではないので今後変わるかもしれないのであしからず。 -- シレンヤ (2009-10-15 00 50 12) だんだん油が乗ってきましたね。話の展開にさしつかえ無かったらユーノ君も出してもらえませんかね…無理ならいいです。頑張ってね。 -- シャイアン (2009-10-16 05 45 36) ああ、ユーノくんなら〝第1はちわ〟ケホン、ケホン・・・ た、たぶん出てきますよ。うん。 -- シレンヤ (2009-10-16 18 56 26) とても、おもしろいです。 自分には到底おもいつかないし。 VF-25の追加装備にアーマードパックはつきますか? 最終決戦装備とかで。 インターミッション的な感じで アルトが誰か(仮にはやて)に連れられて 歌舞伎の舞台を見に行く。 <それを尾行するヴィータとか・・・ まず、無理でしょうが。 -- かあおす (2009-10-19 01 38 29) かあおすさんありがとうございます! こんな自分のような非才の身が作った駄作を面白いと言っていただき百万の感謝です。 さて、アーマードパックですか。重力圏では基本デットウエイトであり、「愛・おぼえていますか」のスーパーパックのような標準装備化は無理ですが、最終決戦であれば可能性はあるかもしれませんのでご期待ください。 〝インターミッション〟、番外編ってことですか? それなら一応考えてはいます。くわしくは書けませんが、アルトが憧れの第97管理外世界に訪問するなどです。 なにかほかにもアイデアがあったらコメント欄までお願いします。 -- シレンヤ (2009-10-19 22 29 57) マクロスにはノータッチだった身ですが、 とてもおもしろく読まさしていただいております ところで、ガジェットなどとの団体戦 や無人機との戦闘だけでなく、 有人機とのタイマンや、 アルトの生身での戦闘 (デバイス有りなのはモチロン) などは予定はございますか? まあ、そこまで無理は言いませんけども・・・ これからも続けてくださいね♪ -- NZ (2009-10-20 16 48 05) シレンヤさん、更新お疲れ様です~。なのはさん、まさしく「白い悪魔」の如き活躍っぷりを見せてくれましたね・・・。(汗)ていうか、エースコンバットすか・・・(汗)。 んで、アルトもいじわる(?)ミシェルの嫌がらせと思えるほどの難易度のシミュレーションに愚痴りながらも、何とかやってのけれた感じでしたね。 さて、次回はとうとう『銀河の歌姫』ことシェリルさんがご登場するようで、マジ楽しみっす!! 是非ともミッドで、ランカちゃんに負けないくらいの素晴らしい熱唱ぶりを披露してもらいたいですね~。 あ、もちろん決め台詞(?)の「あたしの歌を聴けぇ~!!」も込みで♪ ・・・う~ん、にしてもシェリルさんの事だから、「アルトにできて、あたしに出来ないわけないわ!!」とか言って、魔導師にチャレンジしてみそうな気がしますけど、いかがでしょうか?(苦笑) -- 名無しさん (2009-10-20 21 01 08) 今回も楽しく読ませて貰ったよ。ただ「スツーカシリーズ」になっている所…あれ「スホーイ」の事だよね?地上目標に対して急降下爆撃するなのはさん…あまり違和感ないな…。 次回予告の例の台詞…「あたしも出しなさいよ!」という感情がこもってそう…。次回楽しみにしているよ。 -- シャイアン (2009-10-20 21 42 13) 皆さんありがとうございます! ようやくランカとアルト無き後のマクロス世界の状況がわかるこの回まできました。ここまで来れたのも、皆さんの暖かい応援あってこそです。本当にありがとうございます! さて、有人機とのタイマンですか。スカリエッティ側には人的資源が乏しいですから、なかなか難しいかもしれません。でも今は〝実現しないとは言っていない〟とだけ言っておきましょう。 それとアルトくんの生身での戦闘・・・う~ん実のところあまり検討してなかったですね・・・機会があれば入れてみたいと思います。 あと継続についてはご心配なく。実を言いますと、この作品は書き始めてもう1年ぐらいになります。ですからそれ相応数のストックが存在します。(書いてた当初公開予定は無く、自己満足で書いていたのである程度の修正は必要でしたが・・・) シェリルについては─────今は明言しないでおきましょう。とりあえず名無しさんのアイデアも検討してみますね。 -- シレンヤ (2009-10-20 22 41 24) ミッドの空をバルキリーが飛び、戦う… 想像するだけでワクワクします。 そしてはやてがアルトの姫ネタで弄るシーンを連想してしまいます。 これからもがんばってください -- よく見ています (2009-10-21 00 11 03) ああっ!! すいませんシャイアンさん! スツーカって爆撃機でした・・・やっとわかりました。 「Suー~」だったんでそのまま「スツーカ」と読んでしまいました。 スホーイに直します。ご指摘ありがとうございます。 -- シレンヤ (2009-10-21 00 26 31) Su-27フランカー(NATOコード)の系列機だけが行える機動なので正確にはフランカーシリーズと書くほうがいいです。 あと、エースコンバットよりもなのはさんの原作設定が生きるLOMAC(LOCK ON MODERN AIR COMBAT)を推奨します。 SS編(97管理外世界)ではアルト天然温泉に入るとか、早乙女一座公演を見るとか!!のイベントがありそう・・・(洒落にならないのがご先祖の公演を見ることだが) -- ポートラム (2009-10-21 01 24 08) なにこれバサラ出ないの? -- 無名 (2009-10-21 12 04 51) フロンティアが基軸なのにバサラが出るわけないでしょうが。年代が違う -- ゲペなんとか (2009-10-21 20 38 20) フランカーですね。了解です。 でもLOMACってほんとに原作設定なんでしょうか?調べても出ないのですが・・・それに「一般人が聞いてゲームとわかるエースコンバットのほうがいいかなぁ」とか思ちゃったんですけど・・・いいですかね? 「無名」さんへ マクロスFの世界は2059年で、バサラの活躍した時代は2045年であり、出演はなかなか難しいと思います。 出すとすると中年でしょうか?僕は彼には若いイメージのままでいたいので、〝メイン〟としての出演はありません。 -- シレンヤ (2009-10-21 21 27 33) いつも楽しく読んでいます。次はシェリルが登場しますね。…また三角関係始まるのかな、それはそれで面白そうですが。ブレラ少尉とVF―27ルシファーやオズマさん達、そしてバジュラは出てくるんでしょうか? -- ジン (2009-10-21 21 55 27) ─────次回にご期待ください。 -- シレンヤ (2009-10-21 22 20 40) 原作とらハではAVマニアという設定があるので 航空機操縦ではエースコンバット知識は役に立ちません、あれは『フライトシューティング』であってLOMACの『フライトシミュレーター』のほうが航空機操縦には役立ちます。 PCのシミュレーターでは飛ばすまでが大変でその後がさらに大変(シミュレーターにはまり込んだ海外の人だとコクピットそのものを再現しようと莫大なお金をつぎ込んでるそうです) なの破産(誤字にあらず)のことだからPCのスペックが廃スペックになってるでしょうが(100万ぐらいぶっこんでるかも) 少し書き方を間違えましたので訂正します。 -- ポートラム (2009-10-22 01 10 43) まぁ、確かにエースコンバットだと単に失速してコブラできませんからね。 了解です。変えときます。 とらいあんぐるハートをやっていない自分をお許しください。 -- シレンヤ (2009-10-22 07 47 24) 更新お疲れ様。SS編で妄想してみた…最初はなの・フェイ・はやて+アルト・ラン・シェリの6人で始まるが、ヴォルケン4人衆やSMSメンバー(スカル・ピクシー各小隊からオペ子トリオ、果ては艦長まで)が着いてきて、ドタバタの末団体で帰る…なんて考えた…すみません、無視して結構です。 -- シャイアン (2009-10-24 14 12 28) 更新乙です!両作品好きの自分にとってたまらないクロスなので続き楽しみにしています。 今回の話をみてマクロス組は一気にクオーターごと来そうな気がするんですが、たぶんまだホテル編まで進んでいないと思うんで自分的にはシェリル、ルカ、ブレラ、ちびクラン(←重要!)の学生組に先に来てもらいです。 ネタばれになりそうだったら消しといいてください。 あとはバリアジャケットシェリルorシェリルバルキリー(小説版ならVF―1ぐらい大丈夫?)希望します! 図々しいアイデアですけどお願いします。頑張ってください!(ギン姉マダー?) -- フロッガー (2009-10-24 18 23 00) 更新、お疲れ様です。 いきなりで申し訳ないのですが、 VB(ヴァリアブル・ボマー)の部分が気になりました。 一応、Wikipediaより抜粋してみました。↓ ケーニッヒ・モンスター 可変爆撃機(ヴァリアブル・ボンバー=VB)のカテゴリーに属する機体。 本当にちょこっと気になっただけなんですけどね? 変に細かい部分に気がつくのが時折、嫌になります。 -- かあおす (2009-10-24 19 10 36) みんな付いてきてドタバタの末団体で帰る。ん~ワイルダー艦長をどうやって引きずり出すかが問題ですね・・・あの人もうクォーターから降りそうもありませんから(笑)とりあえず検討してみますね。 マクロス勢については今後の頑張りに期待ということでコメントは差し控えさせてもらいます。すいません。また、このJS事件が我々の知る〝史実〟通り進むことは確約しません。 かあおすさんありがとうございます。確認したところ〝ボンバー〟でしたご指摘ありがとうございます。今後もこのような小さなことでも気づいたらご報告お願いしますね。 -- シレンヤ (2009-10-24 20 12 31) 更新お疲れ様です。毎回楽しみに見ています。所でマクロスは歌の要素がありますよね。だから六課のなのはさんやフェイトさん(中の人が歌っている)が 歌手デビューしたりしますか? -- お財布マストダイ (2009-10-26 20 34 44) ・・・ノーコメント(笑) -- シレンヤ (2009-10-26 20 40 10) 続き楽しみにしてますよ~ -- シャロン (2009-10-31 20 30 09) まさか同い年だったとは…更新乙! 修正点でVF―11は「サンダーホーク」じゃなくて「サンダーボルト」だと思うので確認お願いします。 勉強頑張りつつ続き楽しみにしています!頑張ってください! -- フロッガー (2009-11-02 00 38 56) 試験頑張って下さい。まあ自分も何ですが(笑)。お互いがんばりましょう -- 名無しさん (2009-11-02 00 51 52) 本局が絶対黙ってないだろうなこれ -- エミリオ (2009-11-02 01 32 40) >ワルキューレ、サンダーホーク "なんとまぁ、設計だけでなく名称までもじってやがる" 多分間違いじゃありませんよ -- ナイトメアプラス (2009-11-02 09 16 31) いやはや同じ受験生の時間を削ってしまうとは自分も罪深くなりました(笑)。大学生になれるよう、お互いがんばりましょう。 さてナイトメアプラスさんありがとうございます。名称につきましてはあなたの説明で完璧です。わざともじっています。 エミリオさん、本局について言えば彼らに〝黙認〟以外に選択肢はありません。 理由としては地上本部側の反論材料が豊富だからです。 例えば「バルキリーを先に採用したのは〝本局〟所属の機動六課じゃないか」とか。 それにマスコミと世論を味方に付けた以上、民主国家であるミッドなら最強です。 そうですね・・・怒るとしたら管理局主導のもと質量兵器廃絶を目指す他の次元世界でしょうね。 -- シレンヤ (2009-11-02 18 49 08) 初めまして。 一度に、10話読ませてもらいました。 とても面白く読ませていただきました。 皆さんは、自分よりも二つ上なんですね。 では、いきなりですみませんが一つ気になったことを。 はやての「いじわるだね、アルト君」という台詞を「いじわるだね、アルト君」のようにしてはいかがでしょうか? 長々と失礼しました。 第11話、楽しみに待たせていただきます。 -- ヌージャデル (2009-11-02 19 51 07) 連レスすみません 前文に間違いがありました。 正しくは、「いじわるやね、アルト君」のようにしてはいかがでしょうか? です。 -- ヌージャデル (2009-11-02 19 57 33) ヌージャデルさんへ 確かにそのほうがはやてらしいかもしれませんね。参考にしたマクロスの小説の、ランカのセリフそのままで書いてましたから・・・ -- シレンヤ (2009-11-02 20 10 29) 学生さんだったのか、ここは受験を優先して、気長に待っているから。しかし、聖王教会の描写…何処かで見たような、何処かで…zzz…(眠っている。) -- シャイアン (2009-11-07 12 03 58) 2回目のコメントです。 ついに総合火力演習が始まりましたね。果たして勝利の女神は、管理局空戦魔導師部隊とフロンティア基地航空隊どちらに微笑むのでしょうか? 白熱の展開を期待しています。 -- ジン (2009-11-10 21 37 34) クランとミシェルが再会してほしい…… -- ルファイト (2009-11-10 21 58 12) 予想外の展開に興奮してます。次回が楽しみです。それとコメントが増えてきたのでそろそろコメントページを作ってはどうでしょう? -- 名無しさん (2009-11-10 22 46 02) 皆さんコメントありがとうございます。今回はアクセスカウンターが20000突破したことの記念のため更新しました。(1ヶ月ぐらいかかると思ってたんだが・・・) おそらく今後更新することはないと思いますが、カウンターが30000に行ったらまた記念をやるかも。ま、無理だろうがな!(笑) では次回の更新にご期待ください! -- シレンヤ (2009-11-11 22 06 29) なかなかおもしろい作品でした。講義の合間に息抜きしてたらこんな良いものがあっておもしろかったです。シレンヤ氏はもうフロンティアの小説版は読んだでしょうか。じつはオズマが若い頃あの人に会っていたり、ギャラクシーの黒幕にはマのつくVF-Xのあの人がいたり、矢三郎さんがあの人と会っていたり、とマクロスファンにはニヤリとさせる場面が多いです。小説版の内容も加味していただけたらと、おもいました。 -- VF-SS (2009-11-12 10 04 04) VF-SSさんへ はい。マクロスFの小説は読ませていただいています。と言いますか、これを書く上の貴重なバイブルです。 第9話のナナセの事件に関する記述もこれを元にしていますし、他にも探せば影響を受けたであろう言い回しや設定(反応弾が核融合爆弾ではなく対消滅爆弾になっているだとか、EXギアの主機が反応エンジンとか。)が見られると思います。 おそらくこれからもそれら設定とネタの使用(乱用?)が今後たくさん見られると思いますので、お楽しみに。 ちなみに小説版では、最後バジュラは母星から退去してしまったのですが、これを書き始めたのがアニメ終了2ヶ月後であったため、全く反映できませんでした。 また、ファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、自分は「マクロス7シリーズ」「マクロスⅡ」そして「VF-X」なるものを見たことや読んだことがありません。これらの知識はすべて隔週木曜に出版され、自分が創刊号から今日(現35巻)まで買っている「マクロスクロニクル」で埋めているのが現状でありまして・・・その・・・すいません・・・ 受験が終わったらマクロス7シリーズぐらいは見ようと思いますんで、ご容赦願います。 長文に付き合っていただきありがとうございます。 -- シレンヤ (2009-11-12 22 35 11) 続き楽しみにしてます。頑張ってください。 -- 名無しさん (2009-11-15 17 39 18) アンケートの項目にマクロス2がない…(´・ω・`) 作品に反映がなくともせめて項目ぐらいは欲しかった -- 名無しさん (2009-11-22 20 37 31) すいません。これから作るのでまた投票に行って頂ければ。 -- シレンヤ (2009-11-22 21 16 38) 11話まで一気に読ませていただきました。 何か総合火力演習の展開が某リボン付きとのクロスと似てなくもない気がしたが、まあ気のせいということで。 フロンティアサイドがアルト達の探索を始めたようだ。 今後どのような展開になるのか非常に楽しみだ。 取り敢えず作者、更新頑張って! -- raptor (2009-12-15 23 04 31) やはり気づかれましたか・・・ はい、そうなんです。かつてここあった「オペレーション・リリカル」に影響を受けたところは少なからずあります。 元はと言えばこれを書く契機になったのも彼の作品に憧れ、「あんな作品を書きたい!」と思ったことに端を発しています。 そのため主な影響といえば「魔力推進のミサイル」、「レールガン型発射方式」、「これに伴う陸士部隊の携行装備の改変」、「ティアナの兄の死亡理由」などが典型例で探せばまだあると思います。 しかしこの演習がどうなるか、そしてこれからをどう展開していくかは全く違ったものになると思いますのでご安心を。 最後に。 あの作品は「時空管理局 創作課」というところにあるみたいなので、読んでない方々は見てみるのも一興かもしれません。(文章レベルの差は今後精進して埋めていきたいと思うので、今後ともよろしくお願いします!) -- シレンヤ (2009-12-15 23 55 39) 二話まで読みましたがとても楽しめています。 続きに進むのは修正を待った方が良いでしょうか。 -- us (2010-09-19 22 55 54) usさんありがとうございます! 続きについてははい、すいません・・・・・・ 修正しないのであればものすごいたくさんのストックがあるのですが、これまでも視点が一人称なのに相手の考えが書いてあるとか批判をたくさんいただきまして・・・・・・それにこれまでの皆さんの意見を参考に修正したいと考えこの決断に至りました。 しかしできるだけ努力しますので、今後ともよろしくお願いします! -- シレンヤ (2010-09-19 23 11 08) 了解です。続き楽しみに待っています。 -- us (2010-09-19 23 34 57) ところであなたが下につけているカウンタープラグインは 保管庫ではまだ仕様が認められていないもののはずですが。 夜泣するのもアクセスカウンターが回って喜ぶのも貴方の 勝手ですがルールは守ってください。 -- 名無しさん (2010-09-21 16 32 19) そうなんですか・・・・・・ わかりました。一斉にはずすと更新履歴が埋め尽くされてひどいことになるので メインページ、修正版までをまず外し、以降は順次外していきます。 ご了承ください。 -- シレンヤ (2010-09-21 17 19 24) 順次やろうと思いましたが隙があるとまた叩かれそうなので全て一斉に削除させていただきました。 他に何かあるでしょうか?今なら更新履歴を気にせず修正できます。 -- シレンヤ (2010-09-21 17 51 33) 貴方にとって人からの注意の類は全部「叩き」になるのですか。ご自分に否定的な者はすべてアンチですか。 -- 名無しさん (2010-09-21 22 48 25) 「私が違反である」ということで、順次修正中に「まだ消していない」と煽りが入る事もあるかと考えたため、このような一斉削除に乗り出しました。 そのためこのような煽りを「叩く」と表現したのであり、私に対しての注意や否定的な意見を「叩く」と言っているわけではありません。少し舌足らずでしたね。 誤解を招くような発言をしてしまい申し訳ありませんでした。 -- シレンヤ (2010-09-22 01 26 58) "また"叩かれると仰ってますが、本当に反省なさっていますか? -- 名無しさん (2010-09-22 07 30 05) ↑の奴、なにそんなに必死になって責めてるわけ? 自分に批判的な意見を「叩く」と表現したんじゃないって書いてあるし、謝ってるじゃん。 俺には、あんたが変に突っかかってるガキのようにしか見えない。 作者さん、変に突っかかる奴は気にせず、これからも頑張ってください! 応援してます。 -- 名無しさん (2010-09-22 08 14 15) ありがとうございます。 これからもがんばります。 -- シレンヤ (2010-09-23 21 28 13) ACE Rや劇場版マクロスFの発売で、マクロス熱が再来していたので、このSSが復活したのは嬉しいです。作者さん最後までがんばってください。 -- 名無しさん (2010-09-23 23 07 25) 新参者なので何があったかはよく分かりませんが、僕はシレンヤさんを応援しています。 これからもがんばっていってください!期待しています。 -- 暁の女神 (2010-09-24 15 30 24) マクロスシリーズ(マクロスFメイン)ってことは他のとこからもやってくる可能性はあるってこと? 時代がずれてまさかの共演、みたいな -- 名無しさん (2010-09-24 23 18 09) 劇場版は初日に見に行きました!トルネードパックとかカッコよかったですよね! こちらも負けないよう頑張ります! 暁の女神さん、応援ありがとうございます! お互いいい作品を出せるようこれからも頑張りましょう! 「マクロスシリーズ(マクロスFメイン)ってことは他のとこからもやってくる可能性はあるってこと? 」 という質問ですが、あるかもしれないとだけ言っておきます。 -- シレンヤ (2010-09-24 23 44 59) お帰りなさい、そしてお久しぶり。 修正とはいえ、また読めるのは嬉しい。ゴタゴタしているようだが、「申し訳ない」と思うなら「全話完結」を目指し、書き上げて欲しい。 楽しみにしているよ。 -- シャイアン (2010-09-25 13 02 46) 全話完結、いい響きです。 皆さんが応援してくれる限り、書き続ける所存なので、これからもよろしくお願いします! -- シレンヤ (2010-09-25 23 23 57) マクロスなのは、楽しく読ませてもらってます。 ですが、マクロスはともかくリリカルなのはの方はちょっと読み込みが足りないような。 とりあえず、細かい事ですが『魔導士』ではなく『魔導師』ですよ。 続きも楽しみにしてます。 -- 名無しさん (2010-09-29 10 00 44) ようやく指摘してくれる方にめぐり合えました!ありがとうございます。 魔導「し」の件ですが、これは意図的であり、歴史改変現象の余波です。 この世界の時空管理局はミッドチルダという国が立ち上げた完全な国立機関であり、組織立ち上げ当初局員は全員国家公務員だったのです。 そのため原作通りの先生とか偉い人とかそういう意味を持つ「師」ではなく、技術士、看護士のような集団の中で専門技術を備えた人という意味と、軍人であるという意味を込めてこの「士」という漢字を充てています。 歴史的な背景をこれ以上説明すると完全なネタばれに繋がりかねませんのでやめます。 このように大抵の原作との差異は伏線だったりと意図的ですが、他にも聞きたいことがあれば書いてみてください。誠心誠意お答えします。 なお、現在大学祭の準備とか本業が忙しく更新が遅くなってますがご容赦願います! -- シレンヤ (2010-09-29 22 30 35) ようやく指摘してくれる方に ハッ! まんまと指摘してしまった。 ミッドチルダの土地が地球と同じになってるとかの設定は意図的なものかと思ってましたが、そこもでしたか。 -- 名無しさん (2010-10-01 00 56 39) にゃはは、これからも応援よろしくお願いしますね! -- シレンヤ (2010-10-01 23 15 48) まぁ、原作の魔導師に偉い人とか先生なんて意味はないわけだが。 と書くとまた叩き判定されるんだろうなぁ。 -- 名無しさん (2010-10-03 19 41 00) 原作の魔導師に… まあ良いじゃないですか。 士にする事で『ウィザード』じゃなく『ソルジャー』にしたいって事でしょう。 -- 名無しさん (2010-10-04 15 11 56) 小説読みました -- アーチェリー (2010-10-27 15 59 01) アーチェリーさんありがとうございます! -- シレンヤ (2010-10-31 23 29 14) TOPページへ このページの先頭へ
https://w.atwiki.jp/keroro00innovator/pages/2893.html
マクロスΔ オリジナルサウンドトラック1 マクロスΔ オリジナルサウンドトラック1 発売日 2016年6月22日 レーベル フライングドッグ デイリー最高順位 2位(2016年6月22日) 週間最高順位 3位(2016年6月28日) 月間最高順位 9位(2016年6月) 年間最高順位 85位(2016年) 初動売上 4691 累計売上 7152 収録内容 曲名 アーティスト タイアップ 視聴 1 A.D.2067 マクロスΔ BGM 2 一度だけの恋なら ワルキューレ マクロスΔ OP 3 Immelmann Dance マクロスΔ BGM 4 Happiness☆ 5 ごりごり 6 Welcome to Walkure World 7 ヴァール 8 オーラ・サーラ~光る風~ ハインツ マクロスΔ 劇中歌 9 空中騎士団 マクロスΔ BGM 10 憧れ 11 Melody 12 ルンピカ 13 クラゲ音頭 14 裸喰娘娘の唄 15 ワルキューレの休日 16 せつないサンセット 17 ザルド・ヴァーサ!~決意の風~ ハインツ マクロスΔ 劇中歌 18 Dog Fight マクロスΔ BGM 19 Jellyfish 20 Uncontrolled 21 Tsubasa 22 悲しき戦場 23 Crisis 24 Analysis 25 Dark Empire 26 Delta Flight 27 Xaos 28 Rhapsody in C Minor 29 Brave Wind 30 ルンがピカッと光ったら ワルキューレ マクロスΔ ED ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 6/28 3 新 4691 4691 2 7/5 9 ↓ 893 5584 2016年6月 9 新 5584 5584 3 7/12 11 ↓ 960 6544 4 7/19 ↓ 370 6914 5 7/26 238 7152 2016年7月 22 ↓ 1568 7152 関連CD マクロスΔ オリジナルサウンドトラック2 一度だけの恋なら/ルンがピカッと光ったら
https://w.atwiki.jp/comic8/pages/3564.html
マクロス7 トラッシュをお気に入りに追加 情報1課 <マクロス7 トラッシュ> #bf 外部リンク課 <マクロス7 トラッシュ> ウィキペディア(Wikipedia) - マクロス7 トラッシュ Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <マクロス7 トラッシュ> 使い方 サイト名 URL 情報2課 <マクロス7 トラッシュ> #blogsearch2 成分解析課 <マクロス7 トラッシュ> マクロス7 トラッシュの49%は成功の鍵で出来ています。マクロス7 トラッシュの37%は元気玉で出来ています。マクロス7 トラッシュの8%は勢いで出来ています。マクロス7 トラッシュの3%は鉛で出来ています。マクロス7 トラッシュの3%は優雅さで出来ています。 報道課 <マクロス7 トラッシュ> gnewプラグインエラー「マクロス7 トラッシュ」は見つからないか、接続エラーです。 情報3課 <マクロス7 トラッシュ> #technorati マンガとは マンガの33%は厳しさで出来ています。マンガの30%はカルシウムで出来ています。マンガの25%は元気玉で出来ています。マンガの9%は毒物で出来ています。マンガの1%は月の光で出来ています。マンガの1%は毒電波で出来ています。マンガの1%は魂の炎で出来ています。 28589.jpg?_ex=300x300 s=2 r=1 ヨスガノソラ 春日野 穹 -すくみず 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 ページ先頭へ マクロス7 トラッシュ このサイトについて 当サイトは漫画のタイトル毎にインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ページをブックマークしておけば、ほぼ毎日その漫画のタイトルに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/697.html
関連ページ:マクロスF ◆主要キャラクター簡易事典 ※「主要」の基準は、管理人が直近で通し視聴を行った際の印象に拠ります。ご了承ください。 ※内容はTVアニメ版マクロスF準拠。 ※SRW関連は2011/5時点のデータ。黄:SRWに出演済、灰:SRW未出演。 名前 概要(超完記) 重要事項(※反転) 備考(SRW・声、他) ポジション 声 主要3人 早乙女アルト 美星学園パイロットコースの生徒。超美系で、あだ名は「アルト姫」。宇宙歌舞伎の名門・早乙女家の跡取りだが、空に憧れ家を飛び出す。バジュラからランカを救出し、成り行きでS.M.Sに入隊。 - - 主人公 中村悠一 シェリル・ノーム マクロスギャラクシー船団出身の、全銀河的トップアイドル。キャッチコピーは「銀河の妖精」。(表面的には)強気で高飛車な性格。 - - ヒロイン1 遠藤綾May n(歌) ランカ・リー シェリルに憧れる歌好きの引っ込み思案な少女。アルト、シェリルとの出会いを契機に芸能界デビュー。キャッチコピーは「超時空シンデレラ」。 - - ヒロイン2 中島愛 S.M.S ミハエル・ブラン アルトの同級生で、二枚目気取りの眼鏡軟派男。愛称「ミシェル」。その正体はS.M.Sスカル小隊の隊員で、必殺必中の凄腕スナイパー。 20話で死亡 - 神谷浩史 ルカ・アンジェローニ アルトの同級生(年齢は一つ下)で、顔にあどけなさの残る後輩系男子。正体はS.M.Sスカル小隊の隊員で電子戦担当。総合機械メーカーLAIの御曹司の顔も持つ。 - - 福山潤 オズマ・リー S.M.Sのエース部隊・スカル小隊の隊長。コールサインは「スカル1」。ランカの義理の兄で、諸々の理由でランカを溺愛している。 - - 小西克幸 カナリア・ベルシュタイン S.M.Sの医療担当。赤毛で褐色。搭乗機はケーニッヒモンスター。 - - 桑島法子 ヘンリー・ギリアム S.M.Sスカル小隊隊員。 1話で死亡 - 大原崇 ジェフリー・ワイルダー マクロスクォーター艦長にしてS.M.Sの戦闘総指揮官。 - - 大川透 ボビー・マルゴ マクロスクォーター操舵手。乙女の心を持つ漢。 - - 三宅健太 モニカ・ラング ブリッジクルー1・索敵担当。ジェフリーにラブ。 - - 田中理恵 ミーナ・ローシャン ブリッジクルー2。褐色娘。 - - 平野綾 ラム・ホア ブリッジクルー3。毒舌。 - - 福原香織 クラン・クラン ゼントラン女性3人で構成されるピクシー小隊の隊長。ミシェルとは幼馴染で、マイクローン化すると幼児化してしまう。乗機はクァドラン・ロー。 - - 豊口めぐみ ネネ・ローラ ピクシー小隊隊員。桃色髪・おっとり。 - - 平野綾 ララミア・レレニア ピクシー小隊隊員。ボーイッシュ。 20話で死亡 - 大村歌奈 リチャード・ビルラー S.M.Sのオーナーのゼントラン。グラス大統領のバック。 - - 宮澤正 フロンティア政府・軍関係者 ハワード・グラス大統領 フロンティア政府第4代大統領。 20話で死亡 - 西村知道 レオン・三島 フロンティア大統領府首席補佐官。野望を胸に秘め水面下で暗躍。 - - 杉田智和 キャサリン・グラス 愛称「キャシー」。ハワード大統領の娘。三島と婚約中。しかし昔はオズマと付き合っていた時期がある。 - - 小林沙苗 ジェシカ・ブラン ミシェルの姉。彼の回想にのみ登場。ミシェルのトラウマのきっかけを作った人物。 - - - オゴタイ中佐 第33海兵部隊指揮官。部下の無法ぶりに手を焼く。 - - 稲田徹 テムジン 第33海兵部隊隊員。何者かに唆され反乱を起こす。 - - 金野潤 フロンティア市民 松浦ナナセ 美星学園の生徒。アルト達の級友で、ランカのバイト仲間。眼鏡で巨乳。ルカが秘かに彼女にラブ。 - - 桑島法子 早乙女嵐蔵 アルトの父。早乙女一門の第18代宗家。アルトの事は勘当中。 - - 三宅健太 早乙女矢三郎 アルトの兄弟子。アルトに家へ戻ってほしいと願っている。 - - 野島裕史 ミランダ・メリン ランカも出場した第12回ミス・マクロス・フロンティアの優勝者。映画「BIRD HUMAN」では主役(サラ役)を演じる。しかしその後は不遇に。 - - 田中理恵 ジョージ・山森監督 映画「BIRD HUMAN」監督。寡黙。ランカをマオ役に大抜擢する。 - - 坂口候一 エルモ・クリダニク 芸能プロダクション「ベクタープロモーション」の経営者。ランカの素質を見出し、芸能界入りを果たさせる。 - - 大川透 ギャラクシー市民 グレイス・オコナー シェリルのマネージャーの女性。全身をインプラント化している。 黒幕。25話で死亡 - 井上喜久子 ブレラ・スターン アルトやランカへの接触を繰り返す謎の青年。常人には操縦不可能なVF-27γを駆る。コールサインは「アンタレス1」。 ランカの実の兄 - 保志総一朗 その他 ランシェ・メイ ランカの回想に度々出てくる女性。 ランカの母親バジュラ研究者 - 坂本真綾 あい君 フロンティア内でランカが見つけたナゾの生物。ランカになつく。 バジュラ幼生体 - 佐々木日菜子 G サングラスをかけた素性不明の人物。三島と秘密裏に接触しているようだが…? =グレイス - ??? ◆主要ロボット簡易図鑑 ◆主要楽曲
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/288.html
62 :名無しさん(ザコ):2011/10/05(水) 21 38 22 ID dSR4fkJU0 マクシミリアン=ジーナス(マクロス7)(マクロス7) 初代から32年が過ぎ、50歳になったマックス。 その腕は衰えず、見た目も若々しいまま。理由は「天才は年を取らない」から。 能力は初代とほぼ同等だが、幸運と魂が狙撃と覚醒に変わり弱体化している。 それでも能力的には一級なので、火力が必要な局面以外では十分活躍してくれる。 魂がなくなり最大火力は期待できなくなったので、運動性重視のほうがお勧めか。 しかし、結婚後幸運をなくし愛が遅くなったのは何かを感じざるを得ない。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3655.html
マクロスなのは 第20話『過去』←この前の話 『マクロスなのは』第21話「サジタリウス小隊の出張」 1700時まで準警戒態勢を維持していた防衛部隊だが、結局ホテルでは異常は見られず、1800時をもって全ての部隊が帰投を開始した。 その内六課は陸路ではなくヘリで帰投したため、隊舎には1930時ごろ到着した。 機動六課の隊舎屋上に設けられたヘリポートには到着した輸送ヘリと、隊長達の話に傾注するフォワード陣の姿があった。 「みんなお疲れ様。私は現場にいなかったけど、みんなの頑張りは陸士部隊の人達から聞きました。『今すぐにでもうちの部隊にに欲しいぐらいだ!』だって」 それを冗談と受け取った前線の4人は顔を見合わせて笑った。 実はある小隊の隊長が言っていた本当のことだったりするが、そこは大して重要なことではないのでスルーし、フェイトが続ける。 「今日は明日に備えてご飯食べて、お風呂にでも入って、ゆっくりしてね」 「はい!」 直後の解散の命令と共に前線の4人は、宿舎へとワイワイ騒ぎながら引っ込んで行った。 そこに空から爆音が轟いて来た。 「バルキリー隊・・・・・・かな?でもこんな遅くに低空飛行なんて・・・・・・」 バルキリー隊は6時以降市街地では5000メートル以下の飛行は、騒音による苦情が多発するので敬遠されていた。 「レイジングハート、どこの機体かわかる?」 『They are the Sagittarius platoon to Frontier air base.(彼らはフロンティア航空基地のサジタリウス小隊です)』 それを聞いたフェイトはさらに首を傾げる。 「サジタリウス小隊?アルトくんの小隊がどうして?」 「ああ、フェイトちゃんにはまだ話してなかったね。明日から3週間、私がさくらちゃんの戦技教導をやることになったの」 「・・・・・・そうなんだ。でもなのは、少しハードワーク気味じゃないかな?大丈夫?」 「うん、朝が少し早くなるだけだけだから」 なのはは言うと、ロングアーチスタッフに通信を入れ、眼下に見える滑走路の夜間発着灯を点けさせた。 (*) アルト以下サジタリウス小隊の3機は夜間発着灯に従ってファイターで着陸した。3人は機体から荷物を降ろすが入場の許可がまだ降りないため、その場で待機する。 「やっと休める・・・・・・」 天城が機体の近くで大きなボストンバックに腰を降ろし、これまた大きく伸びをしている。 8時間に及ぶ警備任務からフロンティア航空基地に帰還。即座に荷造りして六課に飛ぶという離れ業をしたのだ。疲れるのも無理はないと言えた。 アルトは自らの愛機を振り返る。今は近所迷惑なためエンジンを止めてしまっているが、荷造りの間に簡単な点検・整備は行ったため、エンジンから空調まで正常に動作していた。 「しかしやっぱり暑いな・・・・・・」 気付くと手をヒラヒラしながら服をパタパタ。天城やさくらも同じようなことをやっていた。 8月であるここクラナガンでは、日中最高気温38度という酷暑日が続いていた。 バルキリー内部では冷房がついていたし、ホテルのある軽井沢は涼しく適度な気温が保たれていた。 しかし今、クラナガンは暑い。 また、警備任務で消耗した魔力の回復を早めるために温度調節機能も付いた厚さコンマ数ミリのインナースーツ型バリアジャケットを着用していないのだ。 そんなこんなでバテバテになった3人に連続した爆音と共に、空から声がかかった。 『おーい、アルトく~ん!』 ・・・・・・本人に自覚はないようだが、ランカ用の大型フォールドスピーカーで大きくなったなのはの声はヘリの飛行音なんかに負けないぐらいの超大音量だ。フォールドスピーカーなのでヘタをすれば周囲4、5キロに響き渡ったかもしれない。 ヴァイスのヘリはそのまま降下。なのはを後部ハッチから降ろし、格納庫へそのまま滑るように入っていった。 どうやらヘリをヘリポートから格納庫に移動するついでになのはを送って来たらしかった。 「アルトくん達早いね。私達はさっき着いたばっかりなのに」 「まぁ、ヘリじゃ仕方ないだろ」 ヴァイスの『JF-704式・汎用大型輸送ヘリ』はノーター式で、ローターが1基しかないが、最大積載時でも巡航速度が時速150キロメートルというそこそこ優秀な機体だ。これは2カ月前にエンジンが熱核タービンに換装されたためで、デフォルトの内燃型エンジンだと速度を維持できない。 しかし超音速巡航できるバルキリーは今回の片道行程にして360キロという距離でもマッハ2で10分弱しか掛からなかった。 「許可は貰ってきたから入っていいよ。それと機体の方は、明日にはこの格納庫の受け入れ準備が終わると思うから、それまでここに停めておいてね」 なのはが先程ヘリが入った格納庫とは別の、明かりの灯っている格納庫を示す。 今回のサジタリウス小隊の六課での合宿は表向きにはバルキリー隊の六課への出張ということになっている。 クラナガンから200キロ以上離れたフロンティア航空基地(我々の世界で言うと静岡県の浜松にある)は部隊が緊急スクランブル発進しても到着が六課と数分遅くなる。 またCAP任務(武装して上空待機。有事の際は即座に迎撃する役どころ)に就く小隊も、今後経験の浅い2期生が多くなる。そこで六課にサジタリウス小隊を無期限で試験的に置き、その防衛力を計るという名目だった。 そのために明日には各種武装と小隊付きの数名の整備員が陸路でやってくる予定だ。バルキリーや彼らのためにも格納庫は空けなければならなかった。 「わかった。・・・・・・よいしょっと。さくらに天城、行くぞ」 振り返ると天城が 「うぃーす」 などと返事を返しながら荷物を持ち上げており、さくらも重たい荷物にフラフラしながらやってきた。 「世話になるな」 続いて後ろからも 「よろしくお願いします!」 という2人の声が聞こえる。なのははそんな3人に笑顔を作ると、 「うん。六課にようこそ」 と迎えた。 (*) その日は軽く部隊員達に挨拶してまわると、各自にあてがわれた部屋で死んだように熟睡した。 (*) 次の日 アルトはメサイアのアラームで目を覚ました。 午前5時。 空はほんのり明るく、〝チュン、チュン〟という鳥のさえずりも心地よい。 彼は身支度を済ますと、昨日さくらと約束した集合場所、ロビーへと向かう。 「おはようございます。アルト隊長」 すでに待っていたさくらが敬礼する。 聞くと(アルトに比べて)あまり寝てなかったという。だが 「あこがれのなのはさんの教導が受けられるなんて・・・・・・」 と、その顔は天にも登らんと輝いていた。 しかしなのはから教導されていた時期のあるアルトは一言 「まぁ・・・・・・頑張れよ」 とだけ言った。 (*) 外に出ると昨日は暗くてわからなかったが、六課の施設には変化が数多くあった。 例えば、地面には芝生で偽装された大きな装甲シャッターがいくつか埋設されていた。 「なんでしょうか?」 さくらが怪訝な様子でシャッターを指さす。 「避難用のシェルター・・・・・・は違うな」 軽く見回してみると同じようなシャッターが5つほど視界に飛び込んでくる。 こんな狭い範囲にシェルターを集中させるのはナンセンスだし、それを本気で偽装するつもりがないようで、ちょっと注意すれば上空からでも簡単に見つけることが出来るだろう。 (敵に見つかっても構わない施設なのか?) 結局その場では分からず終いであった。しかし訓練場への道すがら、1つのシャッターが建造中だったために、その恐ろしい正体がわかった。 「み、ミサイルファランクスVLS(垂直発射機)・・・」 そこにはずん、とまさに地面に埋設されんとするミサイルランチャーがクレーンの先に居座っていた。 ミサイルCIWSシステム(ミサイル型の近接防衛火器システム。多数の誘導弾を斉射して物量で敵を迎撃するシステム)だとすると、大きさから考えて瞬間発射能力は10を下らないだろう。また格納式のため再装填も自在だろうと思われる。 それがここから確認出来るだけでも5基あった。 どうやら自分のいた頃に計画された自動迎撃システム計画は現在も進んでいるらしい。 敷地の端には全方位バリアであるリパーシブ・シールド発生用の中継機も確認できる。 また逆に昔はあった電線が今確認できないため、大型反応炉もすでに埋設されているかもしれない。 一定レベルの自活自営機能を備え、強力な自衛装備を施した基地。人はそれを───── 「六課ってすごい〝要塞〟なんですね・・・・・・」 アルトは、さくらのセリフに苦笑いするしかことしかできなかった。 (*) 「おはよう。2人とも」 訓練場に着くと、朝早くにも関わらず教導官の制服を着て訓練の準備に勤しんでいたらしいなのはが迎えた。 「おはようございます!高町教官!」 さくらが〝ビシッ〟っと敬礼する。 「うん、おはよう。でもさくらちゃん、表向きには私はあなたの教官じゃないし、いつも通り〝なのはさん〟って呼んでいいよ」 「は、はい。なのはさん」 言い直すさくらを横目に、端末の操作をやめたなのはに尋ねる。 「それで訓練は何をするんだ? バルキリーを使うなら持って来なきゃいかんが・・・・・・」 「私の教導にはバルキリーは使わないよ。さくらちゃんは十分使いこなしてるみたいだから教える事はないし、第一、こんな朝早くにエンジンを回したら近所の人に怒られちゃうよ」 六課の隊舎のある場所は開発が進んだ埋立地から1kmの連絡橋を隔てた海上に位置する。そしてその埋め立て地は立地条件がいいため、民家が多くなっていた。 「それもそうだが・・・・・・ならどうするんだ?」 「うん。わたしね、アルトくんのところのシミュレーターを何回かやってわかったの」 なのははこの3カ月、技研と基地にお忍びでやって来て、シミュレーターで遊び─────もとい、研究していた。 「このシステムの凄さが」 彼女は言うと、首に掛けた宝石に願う。 「レイジングハート、セットアップ」 『OK,set up.』 辺りに一瞬桜色の光が包み、2人は目が眩む。そして光が収まったとき、そこにはいつものなのははいなかった。 身長は2メートル以上になり、その鋼鉄の掌(てのひら)は人の頭ほどもある。 人を熊と対等以上に戦わせることができ、飛行することも可能なパワードスーツ、EXギアがあった。 それはヘッドギアを〝ひょい〟と上に上げると、着た者の顔をのぞかせた。 あれからよほど練習したらしい。その挙動に無駄やためらいはなかった。 「EXギア、すごいよね。これさえあればバトロイドなんてへっちゃらなんだから」 EXギアシステムは2050年頃開発され、最近になってやっと制式化されてきた技術体型だ。 これはVFとのインターフェイスの改良及び標準装備化による脱出時のサバイバビリティ(生存性)の向上を主眼に開発された。 空を最大時速500キロで飛び、地上でも舗装されていれば時速55キロで走行できる。 また、もっとも特徴的なのがガウォーク・バトロイド形態の時のインターフェイス機能だ。これによって操縦者はバルキリーを〝着ている〟感覚で操縦できる。 つまりEXギアでダンスが踊れるならば、まったく同じことがバルキリーでもほとんど練習なしでできるのだ。 「私が教えるのは魔導士の機動法。つまり人型の機動法。だからこのEXギアで練習してできるならバルキリーでもそのままできるはず。さすがに可変を加えるとどうなるかわからないけど、そこは─────」 なのはは2人にウィンクする。 「なんとか自分逹で昇華してね」 「はい!頑張ります!」 さくらは再び敬礼した。 (*) 「さて、早速始めようか。まずEXギアに着替えてみて」 なのはに促され、さくらは首から提げたペンダントを取り出す。 それの先には聖王教会で腐るほど見た大きく翼を広げた鳥が象られており、それが彼女のデバイスだった。 さくらはそれを掲げると同時に宣言した。 「『アスカ』セット、アップ!」 すると彼女をなのはより白に近い桜色の光が包む。これが彼女の本来の魔力光だ。 普段バルキリーや陸士によく見られる青白い魔力光は、MMリアクター(疑似リンカーコア)や量産型カートリッジ弾などに封入される人工的に作る魔力の共通の魔力光だった。(本当に青白い魔力光を持つのはバルキリー隊ではアルトだけ) なお封入される魔力はその99、999%ほどが魔力炉より抽出されたものだが、必ず人のリンカーコアで作られた本物の魔力が混ぜられている。人工の魔力だけでは物理的に何が足りないのかわかってはいないが、魔法を発動できないのだ。 おかげで現在人間を介さずに機械だけで完璧な魔力を生成する技術は開発されていなかった。 さて、眩い桜吹雪が晴れた時、そこには長大なライフルを両腕でしっかり保持したさくらのEXギア姿があった。 このライフルは第97管理外世界の『M82 バーレット』と呼ばれるアンチ・マテリアル(対物)ライフルを元にしていて、EXギアに合わせるために寸法がすべて約1、5倍に拡大されている。この改修によって全長が1メートルを越え、口径が15mmになったので大容量カートリッジ弾をそのまま撃つという〝怪〟物ライフルに変貌していた。 無論その重みは元が12キロなので想像を絶する重さ(約3倍程度)になっているが、EXギア用の兵器としてはは普通の重さと言えた。 「それじゃまずはさくらちゃんの実力が知りたいから、これを撃ち落としてみて」 なのはは直径10センチ程の魔力球を生成して見せ、海上へと誘導する。 「・・・・・・あ、そうそう、デバイスの補助は受けちゃダメだからね」 さくらは少し苦い顔をしたが、黙ってマーキングされた射撃位置につく。そうしてテストが始まった。 まずは止まった目標。距離は500メートル。 さくらは少し拙かったが、コッキングハンドルでライフルの初弾をマガジンからチャンバー(薬室)に送り込む。そしてライフルの銃床をEXギアの肩部装甲板にあてると、空中に浮いた魔力球を狙いすまし、引き金を引いた。 重い発砲音とともにマズルブレーキから飛び出た空の大容量カートリッジ弾は彼女の思い描いた通りの軌跡を描き、見事500メートル先の魔力球を貫いた。 「うん。さすがフェイトちゃんを追いつめただけのことはある」 なのはが感想を述べる。EXギアはその大きさから、通常操縦者の1.2倍ほどの動きをトレース(真似)するため、生身の人間よりはるかに精密作業に向かない。 しかし狙撃という作業は、ほんの数ミクロのブレですら着弾位置が余裕でセンチやメートル単位でずれてしまう。 さくらはこの最悪の組み合わせであれに当てたのだ。まさに天性の素質と言えよう。 「じゃあ次はちょっと近くなるけど、横に動く目標」 なのはの説明通り、魔力球が先ほどより近い位置に静止した。 彼女の手元に浮かんだホロディスプレイの数字によれば100メートル程らしい。 そのまま秒読みに入る。 「3、2、1・・・・・・!」 ゆっくりと右に動き出す魔力球。追う銃口。しかし満を持し、発砲されたはずのカートリッジ弾は外れてしまった。 「!?」 さくらが声にならない叫びを放つ。 「あれ、どうしたのかなぁ?」 「す、すみません・・・・・・もう一度お願いします」 なのはは頷くと再び秒読みする。 さくらは『次は外せない!』と地面に片膝をつけ、より安定した狙撃モードに入った。 そして動き出した魔力球に、彼女の必中の願いを込めたカートリッジ弾が放たれる。しかしそれは先ほどの再現映像でも見ているように掠りもしなかった。 「的が・・・・・・そんなはずは!」 納得できないさくらは等速直線運動を続けるそれに第2、第3射を放つが結果は同じだった。 目の前の光景にさくらは茫然としてしまう。 アルトも直感的に何か違うものを感じていた。初回もふくめてすべての弾道は正確だったはずだ。 (なのに全部外れただと?) その時なのはが堪え切れなくなったように笑いだし、その理由を告げた。 「さくらちゃん、避けないとは言ってないよ。狙撃専門のくせにそんなことも気付かなかったの?」 「え・・・・・・だってなのはさんそんなこと・・・・・・」 「さくらちゃんはまっすぐなんだねぇ。私がそんな風に実力と真面目さだけでこの地位まで登ってきたって思ってるの?」 「ち、違うんですか?」 そんなさくらの様子になのはは彼女を〝嘲笑〟するように笑った。 普段の彼女のイメージからかけ離れたその姿に、さくらはやはり茫然としていた。 (*) その早朝訓練では 「こんなこともできないの?これでよく今までやって来れたね」 などとボロくそに〝いびられた〟さくらはついに魔力球に当てることができないまま終了した。 午前は予定どうり陸上輸送隊からバルキリーの武装を受け取って格納庫に移送したり、整備員の受け入れ作業に終始した。 そして午後、スクランブル待機するアルトとさくらはロビーにいた。 さくらは自販機コーナーからコーヒーを2杯持ってきて、片方をベンチに座るこちらに差し出す。 「サンキュー」 「いえ・・・・・・」 彼女はそう返事すると力なく隣に座り込む。横目で確認してみると、その顔には今朝の元気はなかった。 『憧れのなのはさんが、あんな〝意地悪〟な人だったなんて・・・・・・』 と相当ショックを受けているらしい。 前回自分がその渦中にいたが、今回外部から見るその威力。アルトは内心 (やっぱりアイツの十八番が来たか・・・・・・!) と戦(おのの)いていた。 これは彼女の上級教導術だ。こうして教官自身が卑怯で意地悪な行動をすることで 「教導官は正しい。正義だ」 と思っている狂信者に幻滅感を持たせる。 また、狂信者でなくともモラルを持った人間は 「あんな奴なんかに負けるか!見返して見せる!!」 と自発的になったり事情を知る誰かから知らぬ間に誘導されて更に真剣に取り組むようになり、成長が早くなるのだ。 普段と違いすぎるためすぐに演技と見破れそうなものだが、訓練期間の異常な精神状態ではそれがマヒしてしまう。そのためさくらなどの素人だけでなく、演技を本職としたアルトでさえその期間はまったく感知できなくなってしまうのだ。 これは彼女が短期間で優秀な人材を育てるために編み出した教導のノウハウであり、自らの『優しいいい人』という社会的知名度を逆手にとった彼女の最重要機密だった。 彼女の教導を受けた者のほとんどはこの洗礼を受けており、自分も例に洩れず最初の1カ月間にこれを浴びていた。 また、彼女の教導を絶賛する者は大抵この洗礼を受けきった者逹だ。この教導の素晴らしいところは、最後には誤解が解け、共に歩んで行こうという気持ちになれることだった。 そのため卒業生はみんながみんな彼女を慕い、なのはが一声かければ仕事を放り出してでも集まって来てくれるだろう。(俗に〝なのは軍団〟という卒業生から構成された非公式の団体が存在したりする) ちなみに、六課の前線メンバーの4人には行われていないらしい。 なのはが言うには 「4人は他の生徒と違って若すぎる。それに1年間たっぷり時間があるから、絶対無理しないでいいように、ゆっくりで丁寧に教えてあげたい」 のだそうだ。 (まったく、アイツらが羨ましいぜ・・・・・・) さくらの元気が無いという重い雰囲気の中そんなことを思っていると、点いていたロビーのテレビのニュース放送が速報の電子音を鳴らした。 ────────── 『─────速報です。第6管理外世界において発生した恒星間戦争は開戦から今日で2ヶ月目に入りました。第6管理外世界は時空管理局・本局が次元航行船の造船を全面委任している世界で、管理局では対応が協議されていました。 それが今日、どうやらなんらかの動きがあったようです。今、時空管理局・本局支部の伊藤記者と中継が繋がっています。・・・・・・伊藤さん?』 キャスターの呼びかけにカメラが跳び、急いで中継を繋げたのだろう。荒い画質の人影を映し出した。彼の後ろには大中小多数の艦艇がひしめき合っている。 『─────はい、こちらは本局が艦隊拠点を置く次元空間内の停泊場です』 「こちらから見た所これと言って変化はないようですが・・・・・・何があったかわかりますか?」 『─────はい。実はつい1時間前にそこに・・・・・・あー、映せますか?・・・・・・はい。えーと、〝あそこ〟に接舷されていた廃艦予定だったL級巡察艦と、他9隻の高速艇が艦隊を組んで第6管理外世界へのホットラインルートに乗ったことが確認されました』 「理由はわかりますか?」 『─────いえ。本局は未だ出撃の理由は明らかにしていません。しかしそのL級巡察艦には〝アルカンシェル〟を積み込んだ形跡はなく、高速艇にも本格的な宙間戦闘ができるような武装を装備する設備は存在しません』 「?それはつまり、武装はしていないということですか?」 『─────確定はできませんが、極めて破壊的な装備はなかったものと思われます』 「なるほど、わかりました。また新たな情報が入り次第伝えてください」 『─────はい』 その一言を最後にカメラがスタジオに戻った。 「このニュースは続報が入り次第速報としてお伝えします。・・・・・・次に内閣支持率が20か月連続で60%を超えている現、浜本内閣について─────」 ────────── 実はこの本局の動きにはアルトや六課も一枚噛んでいた。 なんと言っても本局の要請と〝彼女〟本人の自由意思により、いやいやながらも送り出したのは彼らなのだから。 「元気で帰って来いよ」 アルトはその友人へ想いを乗せて呟いた。 時を同じくして第6管理外世界への直通ルートに乗ったL級巡察艦内で、緑の髪をした少女が可愛くくしゃみをしたとかなんとか。 「どうしました?」 どうやらさくらに聞こえてしまったらしい。 「何でもない」 と返すと、少し冷えてしまったコーヒーで喉を潤した。 すると不意に俯いていた彼女がこちらに向き直る。 「アルト隊長・・・・・・私ってなのはさんに嫌われてるんでしょうか?突然頼んでしまいましたし、やっぱり怒ってるんでしょうか・・・・・・私はどうしたら・・・・・・!」 さくらの問いに無表情を保っていたが、内心 (来た来た!) と叫んでいた。 実はこれとほぼ同じ問いをアルトもしたことがあった。相手は当時同僚だったヴァイスだ。 その時彼の答えはこうだった。 「さぁな。俺になのはさんの好き嫌いなんてわかんねぇよ。んだがな、嫌いなら訓練なんてやってくれたりしねぇって。それに1つだけ言えることがある。『諦めないで頑張ること』だ。俺達も全力でバックアップしてやる。きっと上手くいくから、いつもみたいに最後まで飛んでみせな!」 そのヴァイスのセリフと押してくれた背中にどれだけの活力をもらった事か・・・・・・ 推測するところでは、聞かれたらそのような要点のセリフを答えることが彼女の教導の伝統なのだろう。 そして世代は自分へ。 アルトはその時輝いて見えたヴァイスの姿を脳裏に思い出しつつ、満を持してそのセリフを吐いた。 「さぁな、俺にはわかんねぇよ。だがなさくら、嫌いなら訓練なんてやってくれたりしないだろうよ。それに俺も、天城だってついてる。諦めないで頑張ればきっと上手くいくと思うぜ」 (ちょっとキザだったかな?) 言ってからちょっと後悔して自らのセリフを省みたが、さくらの表情には生気が戻っていく。 「そうですね・・・・・・はい!頑張ってみます!」 その顔にはもう暗いオーラはなかった。 (*) その日はスクランブルもなく、六課のフォワード4人組に対する訓練は中断されることなく続いた。 (*) 1645時 訓練場 その時刻になると、なのはは笛を鳴らした。 「みんな集合~!」 なのはの呼び掛けに、それぞれの訓練に散っていた4人が彼女の元に集まる。 ティアナはなのはとの訓練のため、ほとんど動かなくて済んだが、他は違う。 スバルは〝フロントアタッカー〟と呼ばれるポジションの訓練のためにヴィータと組んでおり、エリオとキャロもフェイトと訓練に取り組んでいた。 そしてなのはは集まった4人に告げる。 「はい、みんなお疲れ様。今日の訓練はここまでとし、このまま解散します」 そのセリフを聞いた4人に戸惑いが走る。 しかしその事に関しての説明がないようなので、ティアナは4人の代表として手を挙げた。 「どうしたの?」 「はい。みんな疑問に思ってると思うんですけど、まだ6時じゃないですよね?」 六課の訓練は原則夕方6時までとなっており、延びたことはあってもいままで(出動以外で)早く終わったことはなかった。 「うん、それはね、私の〝個人的都合〟で1時間繰り上げることになったの。・・・・・・ああ、でも心配しないで。その分午前の訓練時間を伸ばすから。今後この時間割が3週間ぐらい続くから、そのつもりでね」 周囲の教官逹も了解している所をみると、どうやらなのはの〝個人的都合〟とやらはよほど重要であるらしい。ティアナ達はそれ以上詮索せず、言われた通りに解散した。 (*) 4人がいなくなってすぐ、さくらとアルトがやってきた。 「こんにちは。さくらちゃん、さっきは泣きそうだったのによく来る気になったね?」 笑顔を保ちながら言うと、彼女の表情が少し陰った。 自分で編み出しておいて何なんだが、正直この方法が好きではなかった。 周囲がいくら〝十八番〟と絶賛しようと、そして後で和解できるとしても、人の痛みを知っている自分としては人を傷つけたり貶(けな)すような言動はしたくないと考えていた。 しかし信念を曲げてまでも自分には彼ら生徒を育てる義務があった。 (はぁ・・・・・・「悪魔」って呼ばれてもいいけど、きっと「嫌な人」って軽蔑されてるんだろうなぁ・・・・・・) なのはは内心気落ちする。しかし気づくと、さくらの目は真っ直ぐこちらを見据えていた。そして彼女は言い放つ。 「なのはさん。私、負けません。きっとあなたと同じ高みに登ってみせます!」 その言葉のどこにも迷いはなかった。 「うん、やる気があることはいい事だよ。でも、これを落としてから言おうね」 手のひらに魔力球を生成して、手のひらで弄(もてあそ)んでみせる。 「はい!頑張ります!」 こちらの嫌みったらしい口調にもさくらは気落ちした様子を見せず、テキパキとEXギアに換装して位置についた。 なのはは初めての反応に驚いていた。この訓練ノウハウを確立、採用してから3年。今までいろんな生徒を見てきた。そのなかにはさくらのような者もいた。 分類としては〝挫けず頑張れる〟という生徒だ。しかしこのような生徒も大抵立ち直るのに1日はかかる。それに〝尊敬している〟というスパイスが効いているさくらなら2~3日は立ち直れないはずだ。 無論なのははその期間を無駄にせず、必要不可欠な基本練習をやればいいと考えていた。 (・・・・・・さすがアルトくんってことなのかな?) 聞けば有名な歌舞伎の跡取りというし、その演技力もすごいものだとフェイトやはやてから伝え聞いている。 今回さくらの心理誘導を彼に頼んだ覚えはない。しかし内心そうしてもらおうと考えていたので、鋭敏な彼の「望まれている自分センサー」に引っ掛かってそう演じさせてしまったのかもしれない。 なのはにも周囲に望まれている自分を演じるという経験が無いわけではなかったので、演技が本職の彼ならなおさらである事は容易に想像出来た。 「さすがアルトくん・・・・・・侮れない・・・・・・」 「?」 実は自分がされてカッコよかったことを真似したかっただけというしょーもない真相はともかく、訓練が開始された。 「・・・・・・それじゃ、今朝のテストの続きだね。あの魔力球を撃ち落として」 「了か─────」 さくらの返事が終わるか終わらないうちに魔力球を動き出させる。しかし彼女は慌てなかった。 前回と違って今度は流れるように初弾を装填すると、ライフルを肩に当てる。どうやら昼の間にそれなりの自主練を積んでいたらしい。 (うん、基本はまぁまぁかな。やる気は申し分なし。でもごめんね。この魔力球は落とさせないよ) 教導する時はまずある程度生徒の自信を打ち砕いてしまった方が染めやすい。このテストはそういう意味合いを持った重要な通過儀礼であった。 目前で狙いすますさくらはセミオートという機構を生かして立て続けに3発のカートリッジ弾を撃ち出す。 しかしそれが魔力球に当たる事はなかった。 それは魔力球が避けたのではない。さくらがそのカートリッジ弾に託した任務が違ったらしいのだ。 まず1発目が魔力球の行く手の海面に着弾。水飛沫をあげた。海水は魔力素の結合を脆くしてしまうため、レイジングハートに自動操縦された魔力球は反対側に退避しようとする。 しかし更にその行く手に2発目が着弾し、またも水飛沫が阻む。 3発目も同じ手だろうと判断したレイジングハートは、水飛沫など届かないぐらいに上昇をかけた。 だがさくらのカートリッジ弾は予想に反して魔力球の上を通り過ぎていく。 これをレイジングハートは人間によくある「未来位置予測の失敗」と判断して通常の機動に戻ろうとした時、カートリッジ弾が〝自爆〟した。 「実弾(魔力が封入されたカートリッジ弾のこと)!?」 その間も大容量カートリッジ弾という縛りから解き放たれた魔力が爆発的に炎熱変換され、火球を形成。魔力球を襲う。 レイジングハートは爆心から最短の離脱コースを設定する。しかしそれは爆心の反対側、つまり自分逹の方だった。 その魔力球の機動はさくらにはただの点に見える機動だっただろう。 唸るライフル 次の瞬間には魔力球の中心をカートリッジ弾が見事射抜いていた。 (*) 『Mission complete.(作戦完了)』 首に掛かったレイジングハートはそう告げると、さくらの足下にあった射撃ポイントのマーキングを消した。 彼女は精密照準器付きのヘッドギアを外すと、こちらを窺ってくる。 (面白くなってきそうだね・・・・・・・) 気付くとそんなさくらに素の笑顔を見せてしまっていた。 ―――――――――― 次回予告 教導により飛躍的に技量が伸びていくさくら しかしそれはある少女を不安にさせていく・・・・・・ 次回マクロスなのは第22話「ティアナの疑心」 「なのはさんは・・・・・・私達に手を抜いてる・・・・・・」 ―――――――――― シレンヤ氏 第22話へ
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/892.html
関連ページ:マクロスF 関連ページ:マクロスF 鑑賞備忘録 <使用楽曲 初出話メモ> マクロスF劇中歌の初出話に関するメモ。 ◆TVアニメ(2011/4視聴完了) 話名 楽曲メモ 第1話クロース・エンカウンター トライアングラー(正OP1)射手座☆午後9時 Don't be late超時空飯店 娘々アイモ(ED) 第2話ハード・チェイス 突撃ラブハート(7)ダイアモンドクレバス(挿入歌・正ED1) 第3話オン・ユア・マークス 第4話ミス・マクロス SMS小隊のうた?あの娘はエイリアン私の彼はパイロット(初代) 第5話スター・デイト What'bout my star?宇宙兄弟船What'bout my star?@フォルモ 第6話バイバイ・シェリル 第7話ファースト・アタック インフィニティ 第8話ハイスクール・クイーン ニンジーン Loves you yeah! 第9話フレンドリー・ファイア ねこ日記 第10話レジェンド・オブ・ゼロ アイモ~鳥のひと 第11話ミッシング・バースデー 第12話ファステスト・デリバリー 星間飛行愛・おぼえていますか(初代) 第13話メモリー・オブ・グローバル 第14話マザーズ・ララバイ 第15話ロスト・ピース Welcome To My FanClub's Night! 第16話ランカ・アタック アイモ O.C.ノーザンクロス(正ED2) 第17話グッバイ・シスター MY SOUL FOR YOU(7)TRY AGAIN(7) 第18話フォールド・フェーム ライオン(正OP2) 第19話トライアングラー アナタノオトトライアングラー 第20話ダイアモンド・クレバス 第21話蒼のエーテル 蒼のエーテル 第22話ノーザン・クロス 妖精 第23話トゥルー・ビギン 第24話ラスト・フロンティア 愛・おぼえていますか ~bless the little queen 第25話アナタノオト(Fin) トライアングラー (fight on stage) ※(初代):超時空要塞マクロスの楽曲/(7):マクロス7の楽曲
https://w.atwiki.jp/keroro00innovator/pages/3038.html
マクロスΔ オリジナルサウンドトラック2 マクロスΔ オリジナルサウンドトラック2 発売日 2016年9月28日 レーベル フライングドッグ デイリー最高順位 4位(2016年9月28日) 週間最高順位 4位(2016年10月4日) 月間最高順位 13位(2016年9月) 年間最高順位 141位(2016年) 初動売上 3046 累計売上 3656 収録内容 曲名 アーティスト タイアップ 視聴 1 Windermere マクロスΔ BGM 2 Mission 2 絶対零度θノヴァティック ワルキューレ マクロスΔ OP 4 Battleship マクロスΔ BGM 5 Dissonance 6 Grief 7 Eternity 8 Crisis~Saeko Tomisiro Remix~ 9 Solitude 10 Gift 11 Sweet Bitter 12 Requiem 13 Anxiety 14 Little Waltz 15 Mystery of the Diva 16 Ambition 17 Hidden Fact 18 Trader 19 Pain 20 Triangle 21 Inner Voice 22 Destiny 23 Activation 24 疾風 25 Last Stand 26 手紙 27 ルーチェット・アルカーン~星の歌~ 美雲(JUNNA) マクロスΔ 劇中歌 28 オーラ・サーラ~光る風~(Piano Version) マクロスΔ BGM 29 破滅の純情 ワルキューレ マクロスΔ ED 30 愛・おぼえていますか~ORCH2067~ ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 10/4 4 新 3046 3046 2016年9月 13 新 3046 3046 2 10/11 14 ↓ 411 3457 3 10/18 ↓ 199 3656 関連CD Walkure Trap! マクロスΔ オリジナルサウンドトラック1
https://w.atwiki.jp/srwux/pages/239.html
マクロスFシリーズ(P) 早乙女 アルト オズマ・リー ミハエル・ブラン ルカ・アンジェローニ クラン・クラン カナリア・ベルシュタイン ジェフリー・ワイルダー ボビー・マルゴ キャサリン・グラス ブレラ・スターン 早乙女 アルト (cv 中村悠一) パーソナルデータ 性別男 性格- 搭乗機体VF-25Fメサイア→YF-29デュランダル 参入時Lv補正0 参入時撃墜数補正-% 汎用スキル 技能名L1L2L3L4L5L6L7L8L9備考 底力1127314351-- 援護攻撃1-------- 援護防御1-------- 見切り-------- 全体攻撃1-------- 精神コマンド 習得精神集中直感闘志突撃魂 習得Lv11173452 能力値 LvSP格闘射撃技量防御回避命中 14514515112592125127 50114------ 99163------ 備考 オズマ・リー (cv 小西克幸) パーソナルデータ 性別男 性格- 搭乗機体VF-25Sメサイア 参入時Lv補正0 参入時撃墜数補正-% 汎用スキル 技能名L1L2L3L4L5L6L7L8L9備考 底力111125324754- 援護攻撃1-------- 援護防御1-------- ガード1-------- 全体攻撃1-------- 指揮124------- 戦術指揮/応援 習得話数効果備考 効果1-移動後変形可能- 効果2-防御力10%上昇- 効果3-移動力1上昇- 精神コマンド 習得精神不屈必中集中直撃熱血 習得Lv1112041 能力値 LvSP格闘射撃技量防御回避命中 15014815313696120126 50119------ 99168------ 備考 ミハエル・ブラン (cv 神谷浩史) パーソナルデータ 性別男 性格- 搭乗機体VF-25Gメサイア 参入時Lv補正0 参入時撃墜数補正-% 汎用スキル 技能名L1L2L3L4L5L6L7L8L9備考 底力113453--- 援護攻撃122------- 援護防御1-------- 全体攻撃-------- ヒット アウェイ1-------- ガンファイト124334254---- 精神コマンド 習得精神狙撃集中直感友情愛 習得Lv11194054 能力値 LvSP格闘射撃技量防御回避命中 15014415513090123134 50119------ 99168------ 備考 ルカ・アンジェローニ (cv 福山潤) パーソナルデータ 性別男 性格- 搭乗機体RVF-25メサイア 参入時Lv補正0 参入時撃墜数補正-% 汎用スキル 技能名L1L2L3L4L5L6L7L8L9備考 底力1284456---- 援護攻撃1-------- 援護防御1------- 全体攻撃-------- 精神コマンド 習得精神偵察集中ひらめきかく乱再動 習得Lv11183658 能力値 LvSP格闘射撃技量防御回避命中 160140146123103122124 50129------ 99178------ 備考 クラン・クラン (cv 豊口めぐみ) パーソナルデータ 性別女 性格- 搭乗機体クァドラン・レア 参入時Lv補正0 参入時撃墜数補正-% 汎用スキル 技能名L1L2L3L4L5L6L7L8L9備考 底力11264152--- 援護攻撃1-------- 援護防御1-------- カウンター1-------- 全体攻撃-------- 精神コマンド 習得精神集中ひらめき闘志突撃熱血 習得Lv11142842 能力値 LvSP格闘射撃技量防御回避命中 15514615213298121128 50124------ 99173------ 備考 カナリア・ベルシュタイン (cv 桑島法子) パーソナルデータ 性別女 性格- 搭乗機体VB-6ケーニッヒモンスター 参入時Lv補正0 参入時撃墜数補正-% 汎用スキル 技能名L1L2L3L4L5L6L7L8L9備考 底力11125334655-- 援護攻撃124------- 援護防御2------- 全体攻撃38------- 精神コマンド 習得精神不屈必中鉄壁熱血激励 習得Lv11214348 能力値 LvSP格闘射撃技量防御回避命中 160143149128105118125 50129------ 99178------ 備考 まともに戦闘参加させるならH A養成、またはH Aか突撃持ちと組ませる事が必須だろう。 ジェフリー・ワイルダー (cv 大川透) パーソナルデータ 性別男 性格- 搭乗機体マクロス・クォーター 参入時Lv補正0 参入時撃墜数補正-% 汎用スキル 技能名L1L2L3L4L5L6L7L8L9備考 底力1111274053-- 援護攻撃125------- 援護防御1------- 全体攻撃1-------- 指揮126------ 戦術指揮/応援 習得話数効果備考 効果1-射撃武器の攻撃力10%上昇- 効果2-移動後変形可能- 効果3-搭載・回収時の回復率50%- 精神コマンド 習得精神信頼必中不屈突撃気迫 習得Lv11122538 能力値 LvSP格闘射撃技量防御回避命中 14014714813410862125 50109------ 99158------ 備考 ボビー・マルゴ (cv 三宅健太) パーソナルデータ 性別男 性格- 搭乗機体マクロス・クォーター 参入時Lv補正0 参入時撃墜数補正-% 精神コマンド 習得精神加速ひらめき根性脱力熱血 習得Lv11183644 能力値 LvSP格闘射撃技量防御回避命中 135------ 50------- 99108------ 備考 キャサリン・グラス (cv 小林沙苗) パーソナルデータ 性別女 性格- 搭乗機体マクロス・クォーター 参入時Lv補正0 参入時撃墜数補正-% 精神コマンド 習得精神偵察努力鉄壁期待補給 習得Lv11224555 能力値 LvSP格闘射撃技量防御回避命中 135------ 50------- 99108------ 備考 ブレラ・スターン (cv 保志総一郎) パーソナルデータ 性別男 性格- 搭乗機体VF-27γルシファー 参入時Lv補正0 参入時撃墜数補正-% 汎用スキル 技能名L1L2L3L4L5L6L7L8L9備考 援護攻撃1------- 援護防御1-------- 全体攻撃1-------- カウンター1-------- 見切り1-------- 精神コマンド 習得精神加速直感狙撃かく乱魂 習得Lv111-3954 能力値 LvSP格闘射撃技量防御回避命中 145------ 50114------ 99163------ 備考 スポット 隠し参戦。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3606.html
マクロスなのは 第15話『バルキリーと魔導士』←この前の話 『マクロスなのは』第16話「大宴会 前編」 総合火力演習は結局、ガジェット・ゴースト連合の介入によって中止となってしまった。 しかしこの演習によって魔導士、バルキリー両方の長所と短所が世間一般に露呈した。 万能に思えるVFシリーズだが、低空時の機動性は魔導士と互角。小回りにおいては技量の関係で劣っている。それに転送魔法や様々なスキルの存在する魔導士に分があった。 また、地上部隊として多い地上での治安維持活動はその大きさが枷となるため不向きだ。 だが高空での高機動性と、バリアジャケットより圧倒的に強靭な装甲。そして無限大の航続能力と高い生存性。ガウォーク形態による制空権の確保、維持の信頼性。高性能かつ大規模な各種センサー、強力なECM(電子攻撃)及び対AMF能力。 そして災害時、マニピュレーターによるレスキュー能力など魔導士では望んでも得難い物が多数あった。 しかし空戦魔導士部隊全てをバルキリーに転換するのは予算はともかく、訓練時間がないためAランク以上の慣れていない者が乗っても逆に戦力低下を招くだけだった。 また両者の合同作戦の有効性も証明されたこともあって世論も各隊員も共存を望んだ。そして保守派の者も最低限の利権の確保のために 「共存なら・・・・・・」 と譲歩した。 (*) 演習から3日後 クラナガンの中央に位置する本部ビルからそうはなれていない所に、巨大なドーム型の建物『クラナガンドーム』があった。 そこは普段ミッドチルダ及び隣国のベルカなどの公式野球チームが平和的に試合をする場だった。 しかし今日は予定された試合がないにも関わらずドーム内の照明は明々と灯っている。 そして野球で本来ライトのポジションの者が立つであろう人工芝の上には仮設のステージが据えられていた。そこには横断幕が掲げられていて〝地上の平和は任せとけ!〟と書かれている。 センターには大人数用の長机がズラリと並べられ、300を超える人が腰掛けていていた。 またレフト付近には第一管理世界だけでなく各次元世界の報道陣が詰めかけており、時折シャッターが焚かれる。 彼らのカメラは全てステージに向けられており、今まさにあの記者会見に次ぐ歴史的な事が行われようとしていることを示唆していた。 ステージ上には地上部隊と本局の旗が掲げられ、地上部隊の礼服姿のレジアス中将、そして〝本局の礼服〟姿の八神はやての姿があった。 レジアスは壇上のマイクの前に立つと演説を始める。 『ミッドチルダ、及び各次元世界の皆さん。私は時空管理局、地上部隊最高司令官のレジアス・ゲイズ中将です。 現在ミッドチルダはガジェットと呼ばれる魔導兵器によって、時空管理局始まって以来の危機に直面しております。彼らは管理局の戦闘員のみならず、非戦闘員である民間人にすら躊躇わず攻撃してきます。現在の死者は40人にも及び、負傷者は民間人を含めると600人を超えます。彼らの正体は未だに不明ですが、平和を脅かす〝敵〟である事は間違いありません!そして我々は決して彼らに屈伏する訳には行かないのです!』 力強く訴えかける俗に言うレジアス調が始まり、センターに座る人々もそれに同調して 「「そうだ、そうだ!!」」 と囃し立てる。 『なおも禍々しい力を使おうとする者達には正義の鉄拳が振り下ろされるだろう!我々の鉄の意志と団結によって!!』 民族大虐殺を実行した第97管理外世界のヨーロッパ辺りに出現した〝ちょび髭〟独裁者のようなその力強い演説に、フラッシュが数多く瞬いた。 だが彼がその独裁者と違うのは、持ちうる大きいが有限な権力を〝少数(ゲルマン民族)の幸福と多数(ユダヤ民族に代表される他民族)の非幸福〟に使うか、〝最大多数の幸福〟に全力を注ぐか。の違いであった。 『テレビの前の皆さん。今日我々時空管理局は、長きに渡る海(本局)と陸(地上部隊)の反目。そして魔導士部隊とバルキリー隊の対立乗り越えて一致団結する事をここに宣言します。 その礎として空戦魔導士部隊及び時空管理局本局代表の八神はやて二佐と─────』 はやてがコクリと頭を下げる。 『─────バルキリー隊及び時空管理局地上部隊代表である私とが、肩を並べ、手を取り合う姿をご覧いただきたい』 実は2人とも地上部隊所属だが、そこはご愛嬌。 地上部隊と本局の最高司令である両文民大臣は、これに類する法案整備が忙しく出席を辞退。元々バルキリーと魔導士部隊の連携を誓うつもりだった2人に代理を押しつけたのが真実だったりする。 ともかく、親子ほどの歳の差がある2人が固い握手を交わした。 その光景にセンターにいた人々─────空戦演習に参加した空戦魔導士部隊全員、フロンティア基地航空隊の参加者、そしてクロノ提督やリンディ統括官など本局からのゲストも大きな歓声をあげた。 またマスコミも待ってましたとばかりに一斉にフラッシュを焚き、ドームを真っ白に照らした。 この時、本局と地上部隊、そしてバルキリー隊と魔導士達は真にお互いを受け入れたのだった。 (*) その歴史的瞬間からすぐ、天井の屋根がスルスルと動き出した。 開いていく屋根からは青い空が望む。そこを横切るは6つの航跡。 桜色、金色、赤色の魔力光を放つ光跡は、機動六課のなのは、フェイト、ヴィータのものだ。残る青、緑、白の航跡は、スモークディスチャージャー(煙幕発生機)を起動したVF-11SGとS、そしてVF-25だ。それぞれミシェルとライアン、そしてアルトが乗り込んでいる。 6人は中央でパッと六方に散ると、3人ずつ時間差でUターンして再び中央に戻って来る。 六課の3人は対になるように3方向からアプローチし、ドーム中央を軸に回転しながら急上昇する。それによって3色の光跡は綺麗に螺旋模様を描いた。 バルキリー隊の3機も、さっきと同様に螺旋模様を描きつつ上昇する。 その時会場に音楽が流れ始めた。その歌声は紛れもなく超時空シンデレラのものだった。 <ここより先は『私の彼はパイロット ミスマクロス2059』をBGMにするとより楽しめます> その歌声に合わせて6人が舞う。 キラリと光ったかどうかはそれぞれの主観によるが、6人は綺麗な編隊を組んだまま歌に合わせて会場にかすめるほど急降下。そして急上昇しながら六課とバルキリーとで二手に別れた。 上昇を続けるバルキリー編隊と六課編隊はそれぞれが特徴的な円を描きつつ合流する。その軌跡は大きなハートを描き出していた。 続いて六課編隊からフェイトが抜け、高速移動魔法によってバルキリー編隊を掠めるようにニアミスして反転、離脱しようとする。しかし3機はガウォークを使った鋭いターンでそれを追うと、マイクロハイマニューバミサイルを放つ。 ロックされたフェイトを追尾してミサイルが直線に並びながらハートの真ん中へとさしかかる。 『ディバイン・・・・・・バスタァーーー!』 フェイトの目前で放たれたなのはの砲撃がハートを貫く。その桜色の光跡は瞬時に消えてしまうが、ミサイルの誘爆によってその爆煙が綺麗な矢を形成。ハートを貫く矢というラブサインを描き出した。 そしてなのはにはミシェル、フェイトにはアルト、ヴィータにはライアンとそれぞれ別れて2機編隊で宙返りなどアクロバットする。 〝だけど彼ったら 私より 自分の飛行機に お熱なの〟 組同士仲良く編隊を組んでいたが一転、六課側が砲撃などの攻撃を敢行。攻撃はそれぞれの相方の機体に直撃し、機体は煙を上げながらキリモミ落下した。 会場はその行為と、ほんとにヤバそうなバルキリーのキリモミ落下に息を呑む。 しかし落下する3機はほぼ同時に機位を立て直すと六課側と合流。そのまま仲良く編隊を組んで会場をかすめ飛ぶ。 他5人がそのまま横切って行く中、VF-25のみがガウォーク形態に可変し減速。ステージ前に降り立った。そしてキャノピーを開けると、後部座席の少女をステージ上に降ろした。 〝きゅーん、きゅーん きゅーん、きゅーん 私の彼はパイロット〟 ランカはステージ上で歌を完結させると、声援とフラッシュに応えた。 (*) 30分後 ドームはまるで優勝の決まった野球チームのようなどんちゃん騒ぎになっていた。 「今日は無礼講、階級は忘れて大いに飲んでくれ!」 というレジアスの言の下、空戦魔導士、フロンティア基地航空隊員入り乱れての酒盛りやシャンパンファイトという光景も見られた。 しかし今は比較的沈静化し、楽しく談笑しながら出されている料理を食べる事が主流になりつつある。 アルトもそんな主流派の1人だ。彼も適当に見繕ってきた食材を皿に並べ、それらをつついている。 彼の周りにはすでに機動六課の面々(隊長陣とフォワード4人組)やサジタリウス小隊のさくら。そしてミシェルと机を囲んでいる。ちなみにランカとはやて達はマスコミに連行されたっきりだ。 (大変だなぁ・・・・・・) アルトは他人事のように考えながらよく煮えたポークを口に頬張った。 「しかし、まさか両方の戦勝パーティーに出られるとは思わなかったな」 周りを見ながら呟く。 比較的オープンな六課では感じなかったが、地上部隊では魔導士ランクですべて決まり、ほとんどの場合で同じランクの者としか付き合わなかった。 また、魔導士とバルキリーパイロットも異質なものとして原隊でもなければ互いに接点を持たなかった。 しかし今はどうだろう。 地上部隊の茶色い制服を着た(魔導士ランクが)高ランクの局員と、フロンティア航空基地のフライトジャケットを着た低ランクのバルキリーパイロットが仲良く談笑していた。 演習前にこの光景を誰が予想しただろうか。 少なくともアルトは現状に満足していた。『どちらかが路頭に迷うことなど、ない方がいい』と考えていたからだった。 そしてアルトの呟きに、いつもの和食ではなくパーティ料理をつついていたなのはが応える。 「そうだよねぇ。でもこっちはほとんど必勝のつもりだったんだけどなぁ~」 そう言うなのははちょっと悔しそうだ。確かにあのAランク魔導士を全力投入した物量作戦では勝ちを確信してもおかしくなかっただろう。バルキリー隊の生存率が高いのはその装甲によるものだけではない。大量に搭載された撃ちっぱなし式ミサイルが抑止力として魔導士達の接近を拒んだからだ。あのまま長引いていれば弾薬切れで確実に負けていた。 「確かに。はやて部隊長、なんかすっごい張り切ってましたもんね~」 こちらは何故か甘いもので埋め尽くされているスバルが言った。今彼女の目の前には20cm程に高くそびえ立つアイスクリームボールを積んで作ったタワーがあった。 (あんなのどうやって食べるんだよ・・・・・・) 「こっちだって六課対策で猛特訓したんだぜ。なぁ、アルト」 「・・・・・・うわっ!」 ミシェルが突然肩を叩いたため、アイスクリームに意識が集中していたアルトは前につんのめる。その拍子に机を揺らしてしまった。それによってギリギリの均衡を保っていたアイスクリームタワーはグラリと揺れ、最上部の1個が落ちた。 「あ?」 それに気づいたスバルの対応は早かった。 彼女はコンマ数秒の間に小型のウィングロードを落ちる先に展開すると、アイスの地面への落下を防ぐ。そして更に驚嘆すべきことに直径4センチを超えていたであろうアイスクリームボールをそのまま口に滑り込ませてしまったのである。 「・・・・・・」 彼女は口を閉じたきり動かない。 人の口の大きさを超えるようなものを一呑みしてさらに動かないとなると、さすがにヤバイかと思い始めて駆け寄ろうと腰を浮かせる。 「おい、スバル? だい─────」 大丈夫か?と、最後までいえなかった。なぜなら彼女はブルリと震えたかと思えば、目を輝かせて一言。 「美味しい!」 出鼻を挫かれたアルトはその場に転んでしまった。 「あぁ、アルト隊長、大丈夫ですか?」 さくらがズッコケたこちらへと手を差し出し、助け起こしてくれる。 「・・・・・・あぁ。っておい、お前ら!あれを見てどうも思わないのか!?」 しかし、六課メンバーは一様にいつもの事だ。という顔をした。 ティアナが唯一 「あんた、食べ過ぎるとお腹壊すわよ」 と注意していた。 (いや、そんなレベルじゃないだろ・・・・・・) アルトはやはり胸の内で呟いた。 (*) 「お代わり行きますんで、皆さん欲しいものありませんかぁ?」 スバルはまたアイスクリームを食べるつもりらしい。手にはさっきのアイスが入っていた大皿が乗っている。 彼女はなのは達からお茶等の注文を受けると、注文が多かったため運び係を志願したエリオを伴って人混みに消えていった。 「それでアルト、さっき聞いてたか?」 ミシェルの問いに今度は落ち着いて答える。 「ああ、あん時あと1週間しかなかったからな。陣形の選定とかしなきゃいけなかったし、参戦してくるであろう機動六課戦力への対策に1番時間を費やしたな」 アルトはあの日々を思い出しながら言う。まさにそれは〝月月火水木金金〟と呼べるほどのハードスケジュールだった。 「そういえば演習1週間前に、突然アルト隊長が私達の小隊を集めて『お前達がフロンティア基地航空隊の切り札だ!』なーんて言い出すんですよ。びっくりしちゃった」 さくらがアルトの声色を真似て言う。 そう、サジタリウス小隊のさくらと天城の両名とも珍しくクラスオーバーAのリンカーコアを保有していた。そのため訓練次第では超音速可能なハイマニューバ誘導弾の使用が、そしてMMリアクターの補助でSクラスの出力を持った魔力砲撃ができたのだ。 ─────しかしなぜ2人はこれほどの出力を持ちながらバルキリー隊に配属されたのだろうか? 実は天城の方はこのクラスのリンカーコアを持ちながら飛行魔法が大の苦手であった。しかし空戦に必要な空間把握能力などのセンスが高く、実績も十分評価できる立派なもの(なんでも部隊の数人でテロを計画する次元海賊の本拠に突入。そこで暴れまくり、対応の遅れた本隊の到着までの時間稼ぎをしたらしい)だったため、原隊の部隊長が陸で果てるには惜しい人材と判断し推薦したという。 またさくらもヘッドハンティング(引き抜き)でなく推薦だ。しかし推薦主は〝特秘事項に該当〟するとかで判明しなかった。 話は戻るが魔力砲撃のSクラス出力は戦闘の上では必須条件であり、音速を軽く突破してくるオーバーSランク魔導士に追随できるハイマニューバ誘導弾もまた必須であった。 そのため彼らには対六課戦力用の特訓が施された。結果的に2人は格段に進歩し、それぞれに小隊を与えてもよい程の技量に到達していた。 「─────でも負けてしまいました。すいません・・・・・・」 シュンとするさくらに対戦したフェイトがフォローする。 「さくら、もしあれが演習用の模擬弾じゃなくて、実体の徹甲弾だったら私のシールドは全部破られていたよ」 「そうだ気にするな。お前の砲撃を受けきるなんて誰も予想してなかったんだ。おまえ達は十分やったよ」 「はい!ありがとうございます!」 さくらは2人にペコリと頭を下げた。この素直な所が彼女の持ち味だ。きっとどんな困難にぶち当たっても挫けないだろう。 「やっぱりお前達を選んでよかった。・・・・・・しかし俺は教官だからな。またすぐ他の奴を教えなきゃいけないのが、なんだか寂しいもんだな」 2人の頑張る姿がフラッシュバックする。 総火演までの7日間、シミュレーターによるAIF-7F『ゴースト』とのタイマン勝負を朝飯前の日課とし、VF-25を仮想六課戦力に見立てた2機一組による連携訓練。そして戦術について深夜まで話し合ったあの日々が。 さくらにもこちらの思いが伝わったのか 「そこまで私達の事を・・・・・・!」 と感極まった様子だ。 「アルトくんの気持ち、よくわかるなぁ~」 なのはは続ける。 「私も教導隊だからね。同じ子は大体1ヶ月ぐらいしか見てあげられないの。だから『まだ教え足りない!』、『もう少し時間があれば・・・・・・!』って何度も思ったな。だからいつも教える時は全力をかけて、後悔しないように。だからアルトくんも後悔しないように頑張ってね!」 「ああ。サンキュー」 なのはの激励を授かったちょうどその時、今まで沈黙を守っていたステージに光が戻った。 『これより新春隠し芸大会を開催いたします!』 壇上でマイクを握っているのは天城だ。姿が見えないと思ったら裏企画に参加していたらしい。 周囲からはブーイングの嵐だ。 曰く、 「テレビが来てるんだぞ!」 や 「新春って今7月末だぞ!」 等々。 天城は地声で 「こういうのは新春って決まってんだよ!」 などと怒鳴り返すと、マイクを握りなおす。 『こういう展開になると予想していた俺は、すでにエントリーナンバー1番を予約しておいたのだ!それでは先生、ガツンと一発お願いします!』 天城と立ち代わりにやってきたのはランカだった。 『1番、ランカ・リー、歌います!』 ランカが〝ニコッ〟と、笑顔の矢を放つと場が一斉に盛り上がった。 冷静に 「これって隠し芸?本業じゃね?」 とつっこむ者もいたが、大半が肯定側に寝返った。 ランカの衣装がバリアジャケットであるステージ衣装に変わる。 そして彼女はお決まりのマイク型デバイスをその手に握ると、力いっぱい叫んだ。 「みんな、抱きしめて!銀河の果てまでぇー!」 大音量のイントロと共にランカのライブが始まった。 客席が水面のように揺れて、大気振るわす歓声が輪になって広がっていく。 恋する少女のときめく心を綴ったファンシーな歌詞を、ノリのいいビートと快活なメロディに乗せたランカ最大の必殺歌(?)『星間飛行』。 そして遂に幾多の戦闘を止めたこの曲最大のポイントに突入する! 「「「キラッ!☆」」」 ドームに唱和する全員の声。 続くサビに場は完璧にランカの生み出す世界に呑まれ、誰もが興奮のるつぼへと飛び込んだ。 (*) そうして長いようで短いライブは終わった。 『ありがとうございました!』 ランカがペコリと頭を下げ、舞台袖に引っ込んだ。既に会場は最高潮の盛り上がりをみせている。 そして再び舞台袖から天城が姿を現した。 『ランカちゃんありがとうございました。では2番をどなたかお願いします!』 天城がマイクを客席に向かって突き出す。 レベルの高かったランカの後だ。なかなか名乗りを挙げるのは難しいだろう。アルトはそう思ったが、案外早く見つかった。 「はーい、わたしやるですぅ!」 聞こえたのは遥か後ろ、ちょうどマスコミのど真ん中あたりからだった。 そして彼女は自分達を飛び越えてステージに一直線に向かっていき、天城は彼女のためにマイクの台を残すと舞台から退いた。 『2番、リインフォースⅡ(ツヴァイ)、歌います!』 彼女はマイクの前で宣言すると、歌いはじめた。 〝トゥエ レイ ズェ クロア リュオ トゥエ ズェ─────〟 さっきとはうって変わってなんだか荘厳な雰囲気だだよう曲だ。それにア・カペラであるはずなのになぜかパイプオルガン伴奏が聞こえてくるようだ。 また、彼女の足下にミッドチルダ式でもベルカ式でもない魔法陣が展開されている。あれは一体? しかしその時、後ろから来た疾風が自分の横を駆け抜けていった。ちょうど歌が終わる。 「こぅら、リィィィン!!」 満場の拍手に混じって八神はやての怒声が会場に響き渡った。そして次の瞬間には舞台に現れ、リィンにハリセンの一撃を加える。 「ひたい(痛い)!」 「〝中の人ネタ〟やったらいかんってあれほど言ったのに!」 「だって、隠し芸って─────」 「中の人ネタは隠し芸って言わんのや!」 はやてはそう言って彼女を叱りつけると 「すいませんでした!」 とこちらに一礼。舞台袖にリィンを連行していった。 「ええっと・・・・・・それでは3番行ってみようか!!」 はやての乱入によくわからなかった一同だが、天城の強引な司会進行によってなんとか盛り上がりを取り戻した。 周囲に祭り上げられて名乗りを上げた3番手が上がる舞台を眺めながらアルトは気づいた。フェイトの舞台に投げる熱い視線に。 「そういやフェイト、歌完成したんだって?いい機会だし歌ってきたらどうだ?」 しかし彼女は笑顔見せると、 「私の歌なんて、こんなところで披露するような大層なものじゃないよ」 否定する彼女の面影はどこか見たことがあるような哀愁を漂わせている。 (この表情、どこかで・・・・・・?) 見た覚えは強烈にするのにどうしても思い出せない。しかしそれは少なくともフェイトではなかった。 「・・・・・・ん、そうか」 とりあえずそう応答するが、それがどこか気にかかってアルトの心をかき乱した。 (*) 10分後 舞台はすっかり通常の隠し芸大会の様相を呈していた。さっきまで酔った管理局の一佐がカラオケを披露していた。 今は空戦魔導士と基地航空隊の男女十数人ほどが動く死人、いわゆるゾンビに扮装し、どこかで聞いたような英語の曲に合わせ 「スリラー!」 などと叫びながら踊っている。 また、ホロディスプレイのテロップには〝M.J.追悼慰霊祭〟と書かれていた。 (ゾンビの意味あるのか?) 元を知らないアルトはそう思ったが、他人の芸に口出しするのもはばかられたので気にしない事にした。 さてアルト達はというと、変装したランカやはやて達を加えてあるゲームをしていた。 机の中心には人数分のカレーパンが積んである。 持ってきたスバルによれば、この中に1つだけ『爆裂・ゴッドカレーパン』というどこかの必殺技のようなカレーパンがあり、ものすごい辛いらしい。 それを食べた幸運(?)の持ち主を残りの人が当てるという単純明快なゲームだ。 「そうねぇ・・・・・・これにしよっと!」 ティアナが早速と、ひとつのパンを掴み上げた。そこにスバルが茶々を入れる。 「あぁ!ティアそれでいいの!?」 「なに?まさかこれ!?」 「ヒヒヒ、わたしも分かんな~い」 「む~!」 膨らむティアナにスバルはしてやったりとクスクス笑う。 「じゃあぼくはこれ」 2人に続いてパンに手を伸ばしたのはエリオだ。 「あ、エリオくん、わたしのも取って」 席が遠くて手が届かないキャロがこれ幸いと頼む。 「いいよ。うーん・・・・・・これでいい?」 「うん。ありがとう」 キャロはパンを受け取ると、笑顔を返した。 字面だけみていると仲のいいカップルのように聞こえる。しかし本人達に自覚はないし、周囲からみても仲のいい〝兄妹〟にしか見えなかった。 いろいろありながらも、パンは1人1人に渡っていった。 アルトもあと5つ程になった時に 「ままよ!」 と3つとり、1つをさくらに渡した。 「え?ああ、ありがとうございます」 どうやら扱い慣れていないナイフとフォークで、ビフテキと格闘していたようだ。 「・・・・・・えっとだな、さくら」 「はい?」 「利き手がナイフだぞ」 さくらは顔を真っ赤にして持ち変える。そんな彼女を横目に、ランカにもう1つを渡した。 「ありがとう、アルトくん」 ニコッと微笑むランカ。今彼女の髪は黒になっている。 それだけでアルトも最初彼女がランカとは分からぬほど印象が変わっていた。なんでもデバイスの簡易ホログラム機能を使って髪を黒に見せているという。 「みんな取ったね?」 スバルが最後に残ったパンを手に確認する。 ちなみにミシェルはさっきウィラン達とどこかへ行っていた。 (チッ、運のいい奴め) スバルが周囲を見渡して確認を終えると、開始の合図を放つ。 「それでは始めぇ!」 パクッ そんな擬音が聞こえてきそうなほど全員一斉にパンを口に頬張った。 モグモグ なんてことはない。確かに辛いが普通のカレーパンだ。 ランカやさくらも普通に食べていく。どうやら3人とも〝当たり〟ではないらしい。 周りを見渡すと他も普通に食べて・・・・・・いや、キャロは先にフリードリヒに食べさせて〝毒味〟させているようだ。 (うーん、見かけによらず計算高いヤツなんだな・・・・・・) 彼女はフリードリヒが問題なく食べるのを確認したのか今度こそその愛らしい小さな口でパンをほうばった。 「からーい!!」 ・・・・・・どうやら普通のカレーパンでも十分辛かったらしい。 苦笑しながら見回していると、今度はなのはと視線があった。 「どうした?」 「うん、ちょっとみんなの反応を見てただけ。アルトくんは?」 「俺も同じだ」 そう言うと2口目を口に運んだ。 しかしアルトは既に気づいていた。彼女の額にうっすらと浮かび上がっていた汗。そして声に混ざる小さな緊張のスパイス。これによってなのはがホシに違いないと。 しかしそこまで考えなくとも彼女はすぐにシッポを出し始めた。 食べていくうちになのはの顔色が赤にそして青に変わっていく。 ルールでは水が飲めないことになっているため相当きつそうだ。 全員が食べ終わった時、なのはは必死に笑顔を作っていた。しかしそれはひきつり、顔は真っ青だった。 (まったく、無理するのが好きなやっちゃ・・・・・・) 頑張りは認めるがあれでは誰の目にも明らかだろう。 投票が行われ、アルトは用紙になのは以外の名を書いた。 (お前の頑張りに乾杯!) 心の中で呟いた。 しかし正直者が多かったようだ。投票は、なのは 5。他バラバラ 5で、なのはが圧勝した。残り4票はなのは自身とアルトのような同情票だろう。 「はい!わたしです!だから・・・・・・早くお水を・・・・・・!」 負けたなのはがもはや息も絶え絶えに言う。 スバルは即座に席を立って飲み物の調達に走る。そして水を取ってくると、なのはに渡した。 ゴク、ゴク・・・・・・ その豪快な飲みっぷりに透明な液体はすぐになくなった。 しかし様子がおかしい。今度はフラフラし始めた。その目の焦点は定まっておらず、トロンとしている。 「ちょっとなのは、大丈夫?」 彼女の隣に座るフェイトがなのはを揺する。 「あぁ・・・・・・フェイトひゃん、らんか、ろれつが、まわららないの・・・・・・」 なのはがえらく色っぽく言う。そしてそのままフェイトに倒れ込んで抱きついてしまった。 「ちょっと、スバル? なにを飲ましたんや?」 はやてが席を立って、現場に急行しようとする。こうして席の者たちが騒然とする中、外部から介入が入った。 「おい君、アレ、飲んじゃったのかい?」 魔導士部隊と基地航空隊の隊員数人がスバルに問い詰める。 「は、はい・・・・・・ダメでしたか?」 「いやあれは罰ゲームに使うつもりだったアルコール度数が60%の酒のスポーツ飲料割りだぞ!」 「「「え~!」」」 どうやら急いでいたスバルが、水と間違えて酒をなのはに渡したらしい。 それも悪いことにスポーツ飲料割りと来た。スポーツ飲料は水分などの体内への吸収を良くするため、同時に摂取してしまうとアルコールの回りがものすごく速くなる。 つまりあれは急性アルコール中毒者製造飲料とも呼べる兵器と化していたのだ! なのはも急いでいたし、カレーパンに味覚、嗅覚をマヒさせられていたので気づかずに飲み干してしまったようだ。 現在当のなのははフェイトの腕の中でイノセントな寝息をたてている。 さすが一杯で物凄い即効性だった。しかしこの程度で済んでいるのは実は酒に強いのだろうか? ともかくこのままでは風邪をひいてしまう。仕方ないのでなのはは同じように酔いつぶれた人が集う休憩所で寝かせてもらうこととなった。 (*) 「でもそんなに辛かったのかなぁ?」 ランカの素朴な疑問に、なのはを〝持って〟行って不在のフェイトとはやてを除く全員が同調する。 『エース・オブ・エースをノックアウトしてしまう神なるパンはいかほどのものだろう』と。 その疑問に最初に耐えられなくなったのはやはり好奇心旺盛なスバルだった。 「じゃあ人数分持ってきますね!エリオも行こ!」 「はい!」 「あ、2人とも私の分はいいからね」 まるで解き放たれた矢のように飛び出して行きそうな2人にランカがマイクを片手に喉を示しながら言う。 『商売道具である喉に負担をかけたくない』ということなのだろう。 「「はーい!」」 スバルたちは頷くと、人混みに紛れていった。それと入れ違いに次元航行部隊の上級将校の制服を着た女性1人と護衛艦隊(次元航行艦隊)の制服を着た男性がこちらにやって来た。 男の方はこの世界に来てばかりの時に会ったクロノ・ハラオウン提督で、女性の方は聖王教会で見た写真に写っていたリンディ・ハラオウン統括官だ。 「こんにちは。あなたが早乙女アルト君?」 「そうだ」 「クロノは知ってるわね」 一礼するクロノを横目に頷く。 「私はフェイトの母のリンディ・ハラオウンです。あなたの噂は息子と娘から聞いています」 「・・・・・・そりぁ、ご贔屓にどうも」 しかしリンディは周囲をキョロキョロしはじめた。 「ところでなのはちゃんとはやてちゃん、それとうちの娘を見ませんでしたか?」 今までマスコミの取材攻勢にさらされていて・・・・・・と続ける。 アルトを含め席の者達は口ごもった。 まさか泥酔したなのはを休憩所に持っていったと言うわけにもいかない。忘れてしまいそうになるが、まだ彼女らは未成年だ。 「・・・・・・さぁ、さっきまでいたんだがなぁ・・・・・・そうだろ、ランカ?」 「えっ、う、うん。そうだね。どこいっちゃったのかなぁ~」 アルトにならってランカもとぼけ、周囲も追随した。 「そう? 仕方ない子達ねぇ・・・・・・」 リンディにとってみれば3人はまだ子供らしい。そこにスバル達が戻ってきた。 「持ってきましたよ~カレーパン」 その皿の上には都合のいいことにリンディ達の分もある人数分のカレーパンと、それであることをダブルチェックしたというお茶があった。 (*) 試食した神のカレーパンはそれはもう激烈な辛さだった。 水があっても半分がやっとだ。アルトは改めて水なしで頑張ったなのはに感服した。 周囲では犠牲者が多発しているらしい。 「グワァァァ!」 などと叫びながら青白い火を吹いている者もいる。 ・・・・・・いや?あれは隠し芸大会か。よくみるとオールドムービーで見たことあるあの怪獣の着ぐるみを着て舞台上に作られた町を破壊していた。 それにしてもあの船首にドリルのついた船はなんだ?なぜビームを撃っている?俺の知ってる轟○号は冷線砲だったはずだ! 「なにこのパン、罰ゲーム・・・・・・?」 舞台から視線を戻してみると、パンを食べたリンディが鼻を摘まんで目に涙をためている。そうなのだ、このパンには少なくともわさびが入っている。 (しかしいったい何を入れればこんなに辛くできるんだよ。下手すりゃ死人が出そうだな・・・・・・ってかまずカレーの味がしねぇよ!ただひたすら辛い・・・・・・いや激痛がするだけじゃねぇか!) しかし更に驚くべき事態が発生した。 リンディがどこかから砂糖を取り出したかと思えば、湯飲みに次々入れていくのだ。確か熱い抹茶が入っていたはずだ。 驚愕していると、念話が入る。クロノからだ。 『(すまん、かーさん大甘党なんだ。見なかった事にしてくれ)』 『(・・・・・・あ、あぁ)』 アルトは頷く事しかできなかった。 (まったくどうなってんだ!リンディといい、このカレーパンといい、常軌を逸してやがる!) しかし「どんな奴がこのカレーパンを作ったのだろうか?」と、気になったアルトはスバルに問う。 「おいスバル、これをどこから持ってきた?」 舌を出して痛がっているスバルは、ある一角を指差した。 そこはバイキング形式で料理の並んでいる普通のエリアではなく、民間の店舗が宣伝のために展開しているエリアで、『古河パン』という店らしい。 少し興味のわいたアルトは、食べれなくて指をくわえるランカを伴い行ってみることにした。 (*) 「いらっしゃい」 『古河パン』の仮設の店舗は屋台形式だが、なかなか品揃え豊富でどれも美味しそうだった。 屋台をやっている店主はまだ30代ぐらいのたばこをくわえた男だ。しかし彼の目からは子供のような元気さ、溌剌さが漂ってくる。 つまりいい意味で『心は子供のまま』というやつだ。 それに古河パンは結構有名店らしい。たくさんの人がパンを買っていく。買いにきた大口の魔導士達。どうやら常連らしい。仲良く話し込んでいた。 「わぁ~、見て見てアルトくん!光ってるよ!」 ランカの指差した先には『レインボーパン』とある。確かにそれはどういう理屈か七色に光輝き、非常に美味しそうだ。 しかし───── 「そいつは止めたほうがいいぜ、少年」 店主が突然後ろから声をかけ、驚くアルトを無視して名札の一角を指差した。 そこは〝早苗パン〟と書かれている。 よく見るとゴッドなカレーパンにも同じ表示があり、値段は他が7割オフなのに対し、その名がついた物は定価となっていた。 「早苗パンってなんなんだよ?」 アルトの素朴な質問に店主は驚く。 「おまえ、早苗パンを知らないのか!?」 頷くアルトとランカ。 「そうか初めてなのか・・・・・・仕方がねぇ、教えといてやる・・・・・・このパンはなぁ─────!」 店主は神のカレーパンを1つ掴みあげると無造作に頬張る。そして比喩でなく本当に火を吹いた。 「きゃあ!」 その圧倒的な熱量に、ランカはサッとアルトの後ろに逃げ込んだ。 アルトもアルトで驚き戦(おのの)くことしかできない。 店主は火炎放射をやめると、得意気な顔で言い放つ。 「ガッハッハッハ!このパンはこうして、サーカスで火を吹くためにあるのさ!」 豪快に高笑いする店主の背後でトレーを落とす音がした。そのトレーにはパンが載せられていたようで、大量に転がっている。 落とした本人は、二十歳前ぐらいに若く〝見える〟女性だ。どうやらバイト・・・・・・なのかな?目に涙をためている。 しかし、彼女の口から出た言葉は落としてしまったパンの謝罪ではなかった。 「わたしのパンは、わたしのパンは・・・・・・サーカスで使う・・・・・・燃料だったんですねぇ!!」 彼女は言いっぱなしで泣きながら走り去った。店主はかじった残りのパンをくわえたかと思うと 「俺は大好きだぁぁぁ!早苗ぇ~!」 と叫びながら屋台を飛び出していった。 「なんだったんだ・・・・・・?」 そこには呆然としたアルトとランカだけが残された。 (*) 帰りの駄賃にと、あんパンとメロンパンをせしめた(無論、代金は置いていった)2人は元の席に戻って来た。 しかし、まだフェイト達3人は戻っていないようだった。 だがすぐに彼女達の声を聞くこととなる。それも最悪の形で。 TO BE COUNTINUE・・・・・・ ―――――――――― 次回予告 暗躍するミシェル。 ベールを脱ぐなのは。 そしてフェイトとアルトの決断とは・・・・・・! 次回マクロスなのは、第17話「大宴会 後編」 本当の宴が始まる・・・・・・ ―――――――――― シレンヤ氏 第17話へ